2015年6月2日火曜日

全仏オープン2015 準々決勝プレビュー①

本日行われる準々決勝2試合は以下のような組み合わせになりました。

錦織[5] 対 ツォンガ[14]
ワウリンカ[8] 対 フェデラー[2]
※[ ]内の数字はシード順位

そして、自分はこの4人のうちツォンガとワウリンカが勝ち上がると予想します。

この2試合には「爆発力 対 総合力」という共通の構図があると思います。錦織はツォンガに、フェデラーはワウリンカに、それぞれメンタルや戦術の幅という面では勝ります。しかし、ツォンガやワウリンカはランキング以上の実力を持っていて、それをフルに発揮できればその勢いを止められる選手がいないのも事実です。

元トップ10選手のツォンガは怪我の影響もあって現在はランキングを落としていますが、昨年のトロント・マスターズではジョコビッチ、マレー、フェデラーを下して優勝するなどその爆発力は間違いないでしょう。
そしてワウリンカは2014年全豪でジョコビッチ、ナダルを下して優勝した他、今年の全豪では錦織をストレートでねじ伏せました。特に錦織はフェレールをストレートで下して挑んでの敗戦でしたから、改めてトップ選手の恐ろしさを悟った訳です。

もちろん、錦織にもこの2人に劣らない爆発力というのが存在しない訳ではありません。しかし、地元の声援を受けるツォンガが相手ではやや厳しいのではないでしょうか。アウェーの雰囲気にとらわれて錦織のプレーレベルが落ちるというより、ツォンガが錦織の届かない領域までプレーレベルを上げてくるという意味で厳しいと思うのです。
逆に言えば、ツォンガの調子次第では錦織にも充分チャンスがあるわけで、自分はツォンガが絶好調という最悪の状況を想定してツォンガ勝利の予想をしているだけです。

そして、今大会安定した勝ち上がりをみせているワウリンカもフェデラーを下すチャンスは大いにあります。対戦成績こそフェデラーの16勝2敗で大差がついていますが、2敗はクレーでのものでした。さらにここ数試合は接戦になることが多く、どちらが勝ってもおかしくない展開が続いています。
先日のローマ・マスターズ準決勝ではフェデラーがストレートで勝利していますが、ワウリンカはその前のナダル戦で全てを出し切ってエネルギー切れ状態でした。今日はそのような心配のないワウリンカが、どのような攻めをみせてくれるのか注目です。


source : Hawk-Eye ~公正なテニスブログ~