2018年11月10日土曜日

心がけていること

お店でも、「全日本の仕事のことを書いてよ。」と言われたりするのですが、やってることは大会も店も変わりありません。
ラケットにストリングを張ってるだけですもん・・・
何かかっこいいことができたなら自慢したいですけど、特別ありません。
ただ、選手のみなさんは人生を賭けて戦っていますので、真剣にはやっています。

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プロになり、ランキングが上位になれば用具にこだわる選手が多くなるようには感じます。
練習日に1本を出し、それから、どのテンションで戦っていくかを調整していきます。
ボール、サーフェス、気温、自分のコンディション、そしてストリンガーの力量など、全てを考慮して調整していくのだと思います。
朝の練習後にテンションを決めたいという選手もいますし、前日に5本全部を張り上げておいてほしいという選手もいます。
OP(オーダーオブプレイ コートごとの試合の進行表)が出てから張ってほしい、センターコートに決まったなら、このテンション、1番コートならこのテンションにしてほしい、というリクエストもありました。
(センターコートの方がボールが遅くなるため。)
試合に勝つために、考えられること、やれることは全てやっていますので、ストリンガーもそれに応えるべき努力をしています。
一番大事なことは常に同じ状態(リクエスト通りの)のラケットをお渡しすることと言われます。
「常に同じ状態」が実は凄く難しいと感じています。
簡単なように思われますが、技術がなければ毎回同じにはなりません。
少しでも気を抜くと、そして少しでも余計なことをすると、ラケットは別物になってしまいます。

昔、サントリーのCMでありましたよね。

何も足さない、何も引かない。

大会ではこのことを心がけています。
大会はチームでの仕事になりますし、個人の仕事ではありません。
CMの意味とは違うのでしょうが、余計なことはしない、でも最初から最後まで一切手は抜かないという意味でそう思っています。
やることは一緒といいましても、大会は緊張しますし、いいかっこしようと思う気持ちもどこかにはあります。
でも、自分の実力以上のことはできませんし、選手のためのストリンガーです。
余計なことは考えずに、このラケットを使用するプレーヤーに勝ってほしい!という想いだけを込めて張っています。

店では、ご希望がございましたら、余計なこともどんどんやらせていただきます。(笑)
お気軽にご相談ください。

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source : テニスショップ裏日記