こんばんは ![]()
昨日(土曜日)は女子の
中学選手権がおこなわれた天台。
今日の男子の試合も
観に行きたいと思ったのですが、
ちょっとした仕事が入ってしまい、
残念ながら観戦する事は出来ませんでした。
さて、先週月曜日(17日)に幕を閉じた
高校県総体団体戦。
すぐに記事をアップできず、
仕事が立て続けにありましたので、
なかなか時間がとれずに、
1週間が経とうとしています![]()
それに、祭りのあとの寂しさなのか、
書こうという気持ちが
前向きにならなかったんですねぇ ![]()
県総体団体戦の結果は
既に皆さんもご存じの通り、
男子は木更津総合高、
女子は昭和学院高の優勝でした ![]()

優勝した昭和学院高の選手達 ![]()
さて、高校生までの団体戦と言えば、
3ペア対戦によるものなので、
1番戦と2番戦を取り合うと、
勝負の行方は3番戦に託されます。
これを、ソフトテニス界では
「3番勝負」と言います。
硬式テニスの団体戦では、
ポイントの高いペアや選手から
順番に出場する事になり、
必然的に大将同士の戦いになります。
しかし、ソフトテニスでは
出場する順番は自由で、
強い順に出陣する方が少数派。
但し、試合開始時に提出した
オーダー票通りに出陣しないと
チーム自体が失格になります。
また、会場で「2・1・3」とか
「1・3・2」という数字が
語られている事がありますが、
これは出場順を言い表したものです![]()
大将ペア → 3番手ペア → 2番手ペアと
出場させた場合は「1・3・2」と言います。
用語解説というわけではありませんが、
3ペア団体戦で、1番戦と2番戦を連勝すると
3番戦をやらずに対戦終了とする場合があります。
これは「2点先取」方式と言われています。
千葉県の中学生の団体戦では、
1対戦目は3番戦まで必ずやって、
2対戦目から「2点先取」となりますが、
千葉県高校の3つの公式戦では、
「総体」だけが3番戦までやり、
「関東予選」と「新人戦」は
2点先取方式が実施されています。
6月17日の月曜日。
高校の県総体団体戦の2日目。
インハイ出場校が決まる日です。
いつもなら、わくわくする気持ちを
押さえ切れずに会場へ向かいますが、
この日は、どんよりした気持ちでした。
前日の日曜日、団体戦の初日ですが、
私の地元の富里高校女子が、
初の8本シードからスタート。
といっても、8本シード校としての
純然たる実力が備わっているわけではなく、
それは、選手達も自覚していたと思います。
果たして、1回戦(パック)から上がってきた
匝瑳高校との対戦は、1番戦からもつれ、
息が詰まる接戦をものにしてホッと一息。
しかし、2番戦てファイナルのマッチを逃して
逆転負けを喫してしまい、
「3番勝負」でも追い付かれてファインル入り。
P1-4と苦しい展開から
P5-5と追い付きましたが、
残念ながら振り切られてしまい
初戦突破は叶いませんでした ![]()
いつもなら、
買ったらどうしようという
わくわく感で一杯なのに、
負けたらどうしようという
そういう気持ちの方が
強くなってしまったのかも知れません。
そんなんで、2日目は
ちっとブルーになっていました 
ですがが、目の前で繰り広げられる
熱戦に思わず引き込まれました![]()
ベスト8が出揃って、
準々決勝が始まりましたが、
植草学園大付属高 vs 成田高 の
一戦に注目していました。
どちらの学校にも、
見知っている選手がいるので、
固唾をのんで見守りました。

1番戦は、成田高の
千ヶ﨑・櫻井ペアが快勝 ![]()
前衛の櫻井選手(3年)は
富里中のご出身。
この試合では、
効果的なポーチを炸裂させ、
前衛の得点力が試合では
大きな威力になる事を再確認。
2番戦は、植草学園大付属高の
大将 三橋・三関ペアが快勝![]()
ベスト4入りは
「3番勝負」へと持ち越されました。

成田高は 年生の海野選手が、
切れのある打球を披露 ![]()

2年生の田崎選手が、
しっかりとリードしています。
対する植草学園大付属高は、

1年生の鈴木選手。多彩な技で、
相手を翻弄するスーパー1年生。

ペアも1年生の中村選手。
小学生の時には全国制覇を達成している
鈴木・中村ペアは1年生ながら
関東大会にも出場されました![]()
殆どペア練習をしていない
海野・田﨑ペアに対し、
ペアでのコンビネーションに
磨きを掛けた鈴木・中村ペアに
軍配が上がりました ![]()
そのコートのお隣では、
女王 昭和学院高と
気鋭の千葉聖心高との
準々決勝がおこなわれていましたが、
こちらも熱を帯びていました![]()
インハイ個人出場を決めている
千葉聖心高の2年生ペア
中尾・松本ペアが1番戦で勝利 ![]()
あと1つ勝てば「事件」をおこせますが、
2番戦は無敵の小悪魔ペアが勝って
こちらも「3番勝負」となりました。
千葉聖心高は、個人で関東出場ながら
団体戦は初登場となる西部・服部ペアを
ハイジャパ出場の進撃の妖精ペアとの
3番勝負に投入。
実はこの両ペアは、先月の関東予選会の
準々決勝で対戦されていて、
④-3ともつれて
進撃の妖精ペアの辛勝という経緯があり、
千葉聖心高は計算ずくの
西部・服部ペア投入だったと思います。

3年生の西部選手。
きちんとした構えから、
丁寧なボール回しが印象的。

3年生の服部選手。
大柄でパワーがあります。
対するは、いつも微笑みの
進撃の妖精ペアのはず・・・・

これが団体戦のなせるものなのか。
得点ごとに吠える原選手(2年)

日高選手も、気合の入った
シュートボールを深い位置に
叩き込んでいました ![]()

背水の一戦に
勇気を振り絞って
強敵に挑みかかった西部・服部ペア。
残念ながら、日高・原の妖精ペアに
勝利の軍配があがりましたが、
見事な3番勝負でした ![]()
そして、準決勝では、
「3番勝負」をものにした同士の
植草学園大付属高と昭和学院高とが
火花を散らして対戦。
この準決勝は、男子との時差をなくすためか、
2面展開でおこなわれました。
1番戦は、植草学園大付属高の
1年生ペア鈴木・中村ペアが
無敵の小悪魔 齋木・𠮷野に挑みましたが、
ポイントは競ってもゲームは渡さず、
小悪魔ペアが快勝。
隣の2番戦は、植草学園大付属高の
大黒柱 三橋・三関ペアが
昭和学院高の3年生ペア
並行陣の中村・石倉ペアと対戦。
この両ペアは、個人戦でもインハイ出場を
掛けた8本決めで対戦されていて、
その時は中村・石倉ペアに軍配があがりました。

2ゲーム先取されたものの
落ち着いて挽回して三橋・三関ペアの勝利。
これで、三橋・三関ペアは団体戦全勝。
お互いに「3番勝負」を切り抜けて
準決勝に駒を進めてきましたが、
この準決勝も「3番勝負」となりました。
植草学園大付属高は、
個人関東出場の福田・川ペア。
対するは進撃の妖精 日高・原ペア。
両ペアとも2年生ペアです ![]()

植草学園大付属高の福田選手(2年)は
前に詰めたトップ打ちが得意で、
高い打点の打球は迫力満点 ![]()

ペアの川選手(2年)
実はこのお二人、中学3年の
県総体で関東決めの一戦で
対戦して、その時は川選手に
軍配が上がったそうですが、
今年はペアで関東出場を果たしました ![]()
試合は、福田・川ペアが2G先取し、
更に3G目も手に入れそうでしたが、
ここを踏ん張って5-⑦で
1G取り返した妖精ペア。
そこからは、日高・原ペアが
なにかコツを掴んだような戦いで、
一気に2-④と勝負を決めました。

G3-2と逆転して
チェンジサイズの妖精ペア。
余裕が出て来た感じでした。
これで、昭和学院高が勝ち上がり、
1番シードの千葉黎明高と
関東予選決勝の再戦となりました。
一方の男子も、ほぼ同時に
決勝戦がスタートしました ![]()
こちらも、関東予選決勝の再戦となる
木更津総合高と昭和学院高との対戦。
昭和学院高は、男女とも決勝進出ですね ![]()
この両校の対戦を
今の3年生が入学した年から見ると、
29年関東予選決勝 ②-0 木更津総合高
29年インドア決勝 ②-0 木更津総合高
30年関東予選決勝 ②-1 木更津総合高
30年総体決勝 ②-0 木更津総合高
30年インドア初戦 ②-1 木更津総合高
31年関東予選決勝 ②-0 木更津総合高
と木更津総合高が7連勝中。
それでも、昭和学院高が
王者 木更津総合高に一番肉薄しています。
1番戦は、遠藤・滝瀬ペア(木更津総合高)と
原・西山ペア(昭和学院高)との対戦。
関東予選会の決勝戦で対戦した際は、
遠藤・滝瀬ペアが逆転のファイナル勝ちでした。

木更津総合高 遠藤選手(2年)
足腰の強さが目を引きます。

木更津総合高 滝瀬選手(2年)
ボレーの面がしっかりしていて
ほぼ完璧にはじき返す印象です。

昭和学院高 原選手(2年)
果敢に攻めていくタイプの後衛。
今回は、滝戦選手に止められてしまいました。

昭和学院高 西山選手(2年)
バランスの良い選手だと思いました。
ポイントは競っていましたが、
試合は④-1で遠藤・滝瀬ペアの勝利 ![]()
2番戦は、山下・松橋ペア(木更津総合高)と
石田・橋本ペア(昭和学院高)との対戦でした。
試打

木更津総合高 山下選手(3年)
県内で最も有名な選手ですね。
それだけ魅力的な選手です。

木更津総合高 松橋選手(3年)
素早く動く選手で、
山下選手とも息もピッタリです。

昭和学院高 石田選手(1年)
まだ1年生でここまで戦えるのですから、
今後が楽しみな選手です。

昭和学院高 橋本選手(2年)
2年生ですけど、経験豊かな印象でした。
2番戦は、1G目は競った展開でしたが、
2G目からは山下・松橋ペアの流れで、
そのまま④-0で勝利![]()
木更津総合高は大会6連覇の
偉業を達成しました。
おめでとうございます![]()
女子の決勝戦の両校の対戦も
今の3年生が1年生の年から見ると、
29年関東予選決勝 1-② 昭和学院高
29年総体決勝 ②-1 千葉黎明高
29年インドア初戦 ②-1 千葉黎明高
30年関東予選決勝 0-② 昭和学院高
30年総体準決勝 1-② 昭和学院高
30年新人戦準決勝 0-② 昭和学院高
30年 インドア準決 ②-0 千葉黎明高
31年関東予選決勝 ②-0 千葉黎明高
7回対戦して千葉黎明高の4勝3敗。
インドア戦での千葉黎明高の強さが目立ちます。
ああ、思い出しました。
2年前の県総体決勝の時に、
まだ1年生だった小悪魔ペアを、
千葉黎明高の花島・齋藤ペアが
倒したんですねぇ。
さて、女子決勝戦の1番戦は、
インハイ個人出場を決めた
齋藤(朱)・松島ペア(千葉黎明高)と
中村・石倉ペア(昭和学院高)との対戦。

昭和学院高 中村選手(3年)
今年の千葉県選手権で準優勝し、
秋の皇后杯挑戦が決まっています。

昭和学院高 石倉選手(3年)
オーソドックスなストロークで
じっくりと相手を責め立てます。
一方の齋藤(朱)・松島ペアですが、
齋藤選手は時折カットを入れて
相手を崩し、チャンスボールを
松島選手が確実に決めていきます。
長い戦いになるのではと予想していましたが、
この試合の中村・石倉ペアは気合十分で、
齋藤(朱)・松島ペアに連続得点を与えず、
④-0で中村・石倉ペアの勝利 ![]()
そして、昭和学院が勝てば
インハイ出場が決まる2番戦は
無敵の小悪魔ペアと
千葉黎明高の不動の大将ペア
江澤・原田(安)ペアの対戦でした ![]()
この両ペアは旧知の仲ですが、
総体個人戦の準決勝で対戦した時は、
齋木・𠮷野ペアが④-0で快勝しています。

昭和学院高 齋木選手(3年)
フットワークが飛び抜けていて、
その上、バランスも良いので、
足を滑らせている場面を
殆ど見た事がありません。

昭和学院高 𠮷野選手(3年)
前にも書いた事がありますが、
ラケットをネットの上に出して待球し、
リストワークが穏やかなので、
ネットプレイでのミスが少なく、
相手のアタックにも
なかなか隙を見せません。
並行陣の江澤・原田(安)ペアは
ミスの少ない素晴らしいペアですが、
齋木選手も殆どミスは出しません。
そこで、隙あらばと
江澤・原田(安)ペアが
𠮷野選手へのアタックを敢行しますが
これを冷静にさばいて
フォローの難しい
落としボレーで応戦する𠮷野選手。
もしかすると、
江澤・原田(安)ペアにとっては
最も相性の悪いのが
齋木・𠮷野ペアなのかも知れません。
G1-1のあとは、
長いラリーになるものの
齋木・𠮷野ペアが得点を重ね、
④-1で優勝を決めました ![]()

待望の「その時」がきました。

試合直後の礼を終えると、
一目散に自陣めがけて走る
無敵の小悪魔ペア![]()
![]()

男子優勝の木更津総合高。
おめでどうございます ![]()

そして、準々決勝、準決勝と
苦しい「3番勝負」を切り抜けて
優勝にこぎつけた昭和学院高 ![]()

第3位の植草学園大付属高。
3強の面目躍如ですが、
そろそろ「優勝」が欲しいですねぇ ![]()

第5位の成田高。
全国制覇の実績もある強豪校が、
3強に割って入る勢いを
感じさせてくれました ![]()
この一戦をもって、
各校とも新たなチームと作り、
夏休みを経て、
秋の新人戦~インドア~全国選抜を
目指す戦いに進む事になります。
さて、新たなチームが
どんな活躍をみせてくれるのか
楽しみですね ![]()
では、また~
source : ソフトテニス 勝手録