以前も少し触れたこともありますが、4スタンス理論。
自分の体重を
つま先・内側
つま先・外側
カカト・内側
カカト・外側
のどこで支えているか、というものです。
これにより走り方やら力の入れる指が違ってきます。
当然、テニスの重心のかけ方から打ち方まで変わってくるでしょう。
今回は4つの分類の前に
つま先型なのかカカト型なのか?という話題です。
自分がどちらなのか、色々な判別方法がありますが、その中で私的に一番分かりやすいなと思うものを紹介します。
どちらの足でもいいので片足で立ちます。
そして、軽く片足ジャンプをしてみましょう。
その時、上げている足(足首より先の部分)が体より前にあるのか後ろにあるのか。
こちらは足が後ろにいっているパターンです。
画像のように上げた足が後ろにいっている場合はつま先型です。
画像のようでなく足が自然に前に出てジャンプする場合はカカト型です。
これはどちらが正解というものでもなく、どちらがテニスに向いているというのもありません。
ちなみに
つま先型→錦織・ジョコビッチ・ナダル
カカト→フェデラー・デルポトロ
勝手ながらスピン系はつま先でフラット系はカカトなのか??と思ってしまう。
チェックが済んだらテニスにどう活かすか。
出やすいのがサーブ。
サーブのトスの際にトロフィーポジションで一瞬止まる時があります。
つまり、タメを作っている時です。
この時につま先型はつま先側で体を支え、カカト型はカカト側で体を支えてみましょう。
つま先型の錦織
カカト型のフェデラー
地面に着いているかどうかではなく、そこに画像のようにどこに重心があるかどうかです。
誰しもジャンプする時はカカトで蹴るのではなく、つま先で蹴りますので勘違いしないように。
つま先型はつま先でタメを作り足先から蹴る。
カカト型はカカトでタメを作り足先から蹴る。
ということです。
続いてストロークです。
フォアハンドの際に軸足となる右足でタメを作ります。
その際にも上記同様、つま先でタメを作るかカカトでタメを作るか、という点です。
つま先型の場合はもちろんつま先で、カカト型の場合はカカトでタメを作るように意識してみましょう。
ちょっとしたことですが、プレーする際に気をつけてみてください。
思ったよりタメが作れたり、体重移動がスムーズにいくかもしれません。
私の生徒さんでつま先型なのにカカトを意識しすぎてイマイチ体重が乗らなかった方が、つま先でためるようにしたらスムーズになったという方もいました。
是非、お試しを!
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source : テニス進化論