2015年2月15日日曜日

2015メンフィス準決勝 クエリー戦 試合内容レビュー

試合内容のレビューはこちらに書くことにします。


クエリーの出来は非常に良かったと思います。坂本正秀さんは「20位以内のテニス」とおっしゃっていました。

ビッグサービスは前からですが、ストロークも大砲のような球が厳しいコースに決まっていました。

パワーはあるけどコースはそれほど厳しくないという印象を持っていましたが、今日のクエリーはプレースメントも良かったですね。

特にバックハンドの早めのストレートには苦戦しました(セカンドサーブの打ち込み含む)。

錦織を研究して臨んでくる選手はみんなこのコースを早めに打ってきます。

逆に錦織を見てると「お願いだからバックのストレートを打って・・・」と思うことがあります。

最近に限った話ではないので、あまり得意じゃないのかと思ってしまうのですが皆さんはどう思われますか?


試合の流れとしてはビッグサーブに対してブレイクチャンスがなかなか来ない中(この展開最近非常に多いですね)、先にミスが出てファーストセットを落とす流れ。


セカンドセットも我慢、我慢でタイブレークまで行きましたが疲労が溜まっている様子がありありと見られ、これは仮にタイブレークを落としても仕方ない、やることはやった、と思えました。


タイブレークはクエリーがミニブレイクをさせてくれず1本のミスも許されない中、錦織もなんと全キープ。わずか1本のチャンスをものにしてセットを取って勝負強さを見せつけましたね。


これも「我慢」の賜物です。勝利に近道はなく、強い選手に勝つためには1本1本を大事に、落ちないように、崩れないようにできることを地道に行う必要があります。

ファイナルセットで先にブレイクを許し、普通なら完全に負けの流れでしたが、第6ゲームでブレイクバックできたのはそのように地道に我慢を重ねたプレーを貫いたから。リードしてもクエリーにはまだ錦織のプレーからくるプレッシャーが掛かっていたということだと思います。


準々決勝クライチェク戦は「どうやって勝ったかわからない」と錦織は言いましたが、今日の試合こそどうやって勝ったか分からない感じではないでしょうか?まさに「人事を尽くして天命を待った」試合だったと思います。


負けていたとしても今日の戦いは見どころがあったので賞賛するつもりでしたが、勝ってしまったのですから本当に文句のつけようがない。

鼻血を出すのはぐっとこらえましたが、「準鼻血試合」と言っていい価値のある1勝でした。


明日、アンダーソンとの対戦は体調を考えたら厳しいところですが、勝って「またひとつ壁を超えて」ほしいですね。




source : 錦織圭を鼻血が出るまで応援し続けるブログ