お久しぶりです。前回の更新から1年以上経ちますね。とりあえずツアーは追っていたので、勘が鈍っていないことを祈りつつ展望予想をしていきたいと思います。
まずはツアーファイナルズの簡単な解説です。
グループ ピート・サンプラス
1位通過 ナダル
2位通過 ディミトロフ
グループ ボリス・ベッカー
1位通過 フェデラー
2位通過 チリッチ
まずはグループ ピート・サンプラスの詳細から
こちらは混戦が予想されます。
ファイナルズ初優勝を狙うナダルは膝の故障で前哨戦のパリを途中棄権。現在も100%の状態ではないようです。実力としては抜きん出ているので、膝の状態次第としか言えません。
ティエムですが、全米後は3大会連続で初戦敗退を繰り返し、パリでもベルダスコにストレート負けを喫しました。今年はローマでナダルを、全仏でジョコビッチを下し、間違いなく力はあるのですが、まだまだ粗さが目立ちます。
続いてゴフィンですが、このファイナルズを勝ち抜くにはもう少し攻撃のバリエーションが欲しいところです。よく言えば安定的、悪く言えば単調なゴフィンのテニスは、しばしばトップ選手の餌食になってきました。早い展開に持ち込むフェデラーに対して明らかに苦戦しているのがその一例です。決して甘いボールを打っているわけではないので、球足の遅いファイナルズのコートではうまく噛み合うかもしれません。昨年は大会を途中棄権したモンフィスに代わって1試合のみ出場しているので、その経験を活かしたいところです。
ディミトロフは完全な初出場になります。実は2014年にも補欠として現地入りする予定だったのですが、その権利を放棄して当時交際していたシャラポワとデートへ。錦織のラウンドロビン第3試合、ラオニッチが棄権したため急遽フェレールとの対戦になりましたが、本来はディミトロフとの対戦になるはずだったのです。初出場というのはやや不利ですが、ここ最近も比較的好調を維持しており、そしてナダルに対しても充分勝つ可能性があります。今年3回あったナダルとの対戦は、全てフルセットでした。過去の対戦成績はディミトロフの1勝10敗ですが、どちらが勝ってもおかしくないと思います。
続いてグループ ボリス・ベッカーです
このグループはフェデラーが優位でしょう。2010年から2015年まで全て決勝トーナメントに進出しており、得意な大会であることは明らかです。パリは欠場しましたが、マレーとのエキシビジョンマッチに登場するなど、快調ぶりをアピールしています。
チリッチも14年と16年に次ぐ3回目の出場です。決勝トーナメントに進出した経験はありませんが、マレーやジョコビッチ、ワウリンカのいない今大会は大きなチャンスです。まずは初戦のズべレフ戦が鍵になるでしょう。
逆にズべレフとソックは初出場になります。特にソックはパリで大逆転の最終戦出場を決めており、今大会もダークホース的存在です。
ズべレフは期待に応えたいところ。今年はマスターズ初タイトルを手にするなど躍進しましたが、グランドスラムでは思うような成績を残せませんでした。ここ最近も調子が噛み合っているとは言い難く、やや不安を残しています。3勝1敗で勝ち越しているチリッチとの初戦が鍵になります。
注目はズべレフ対チリッチの初戦です。この試合を制した方が決勝トーナメントに大きく前進するでしょう。
source : テニスブログ Hawk-Eye