一昨年2013年の暮れに慌てて下準備から始めた Team J オリジナルTシャツ 、途中までは2013年記念シャツなんていう話しもありましたが、結局出来上がりが2014年になりそうだったのでやっぱり新しい気分で、ということで2014年シャツにしました。何が違うって、単にシャツに入る数字が2013ではなく2014になっただけなんですけど（笑）。
下準備が始まったのは2013年の暮れですが、実は構想というか、話しは夏頃に出てました。ただ前回の ver 2012 と同じ様に「このメンバーならでは」を出したいと思って最初に考えたデザイン案に無理がありました。皆の集合写真 を使ってデザインをしようとしたんですが、余りにシチュエーションが特別すぎて 撮影のタイミングが全く見つけられなかったんです。早く見切りを付ければ良かったもののズルズルきて結局、暮れに焦って別案を考えたわけです。
別案＝最終案では前バージョンを完全に踏襲して、希望メンバーのシルエット を入れました。当時のメンバーが色々なショットを打っている写真を撮ってそれからおこした実際のシルエットです。ver 2012 の記事 にも書きましたが、そうすることでその時のそのメンバーならではのデザイン になるからです。仲間の記念Tシャツですからね。
因にボクは、観る人がいかにもボクと判るであろう自分のシルエットを選びましたが、選んだ後に改めて自分のシルエットを観て反省して、今はフォームを変えました（笑）。 なのでそのシルエットは今ではもう無い、正にその時ならでは のもの、ということです。
こんなシルエットが良いかも、という撮影コンセプトは一応伝えましたが、基本は自由です。シルエットをクリエイトするためにポーズをとったり、中には仮装 までする人もいました。またシルエットは見方によって右利きにも左利きににもどちらにも見える、ということも途中で判明して、当たり前ですが驚いたり。そんな製作プロセスを皆で楽しんだのも良い思い出です。単なるロゴだけのTシャツとはここが違うんです。 デザインの裏にメンバーのストーリーがあるのです（笑）。
2012バージョンはかなりシンプル だったので、2014バージョンでは、ちょっとごちゃごちゃした雰囲気 にしました。仲間の人数が大幅に増えた＝シルエットの数が多くなった、という理由もありますけど。
球の向こうにはテニスのネット が入っています。現在LAではまだ紐を編んだネットが殆どですが、そのうちこれもプロ大会の様に平面状のプラスチックネットに変わって行くんでしょうね。真ん中の「J」 の文字も独自に描きました。ちょっとキックサーブの弾道っぽくないですか？！
また前回と同様、値段をグッと抑える 為にグラフィックは単色。地のシャツの色（写真はネイビーですが）は個性を出して自由に選べる 様に、地の色の影響を受け易いデジタルプリントではなく、厚くインクがのるシルクスクリーンプリントにしました。
そんなTシャツ製作からも、もう１年経ちました。またそろそろ次のを考えようかな、なんて思い始めた今日この頃です。（N）
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source : アメリカ・テニス日記 from ロサンゼルス・カリフォルニア