2015 Balcelona (ATP500)
3rd Round
Kei Nishikori[1] def. Santiago Hiraldo[15], 6-2,6-1
スコアの上では昨年の決勝と同様、錦織の圧勝で終わりましたが、1stセットはスコアよりも接戦でした。あっという間に2ブレイクアップの4−0となったものの、1つブレイクバックされて4−2、次のサービスゲームもブレイクポイントを握られてタイに持ち込まれそうな場面もありました。
ここでミスをせずに切り抜けたことで徐々に自信が深まってきたのか、2ndセットはサーブ、ストローク共に思い切り振り切れるようになってきて、今度はスコア通りに内容も圧倒したセットとなりました。
ヒラルドはこれまでの対戦と比較してポジションがかなり後ろでプレーしているように思えました。錦織に押されてそうなったのかもしれませんが、結局は錦織が自由にプレー出来てしまうので得策ではなかったように思います。錦織の調子が悪くミスが期待できるならこの作戦もありだったかもしれませんが・・・。
錦織の強さが際立った試合ではありましたが、ミスも多かったのが少し気になりました。ヒラルドが守備的にプレーしてきたので多少のミスは許容範囲ですが、準決勝、決勝では1本のミスが命取りになりかねないので、今後は徐々に減らしていって欲しいところ。
また、今日はバックのクロスが非常に効いていたので試合展開としては楽だったと思いますが、このショットが効きづらい相手には苦戦する傾向があるので、あまり頼りすぎず次の試合ではストレートを多めにして感触を掴んで欲しいと思いました。見ていて「クロスに決めに来るな」というのが分かりやすいので・・・。最大の武器ではありますが読まれてしまうと逆効果になることもあります。
気持ちに余裕が出た試合後半にはストレートを増やしていたが、早い段階でトライしてほしいと思うことがしばしば。
苦しくなってからはリスクを取りづらいので。
次の対戦相手は昨年1セット取られたバウティスタ=アグーです。どことなくプレーやフォームがヒラルドと似ている気がしますが、活きの良さはアグーが上でしょう。ランキング上昇傾向のクエバスを破って上がってきた強敵です。圧勝の勝ちあがりが次の試合の勝利を保証してくれないのは今年の結果を見ていると分かりますよね。また、目の前の試合に集中するスタンスで油断せず勝ち上がって欲しいですね。
source : 錦織圭を鼻血が出るまで応援し続けるブログ