2015年7月30日木曜日

ヨネックス最軽量シリーズ

ヨネックス史上最軽量テニスシューズが発売になりました。
まず、「3E」モデルが発売になり、9月下旬に「2E」と「4E」モデルが発売になります。

どんどん軽くなって、今回のモデルはなんと275g!(片足26.0cm)
むちゃくちゃ軽いなと思った161LTより、さらに5g軽くなっているそうです。
シューズの軽さは好みです。
軽量の方が「動きやすい、疲れにくい」という意見は確かに多いです。
重量を軽くして、幅を広くすれば、売れる時代も長く続いていました。
それでも、「これはやりすぎと違うかなぁ?」と最初は思いました。
ヨネックスさん以外は、もうそれほど軽量化にはこだわっていないように思います。
むしろ重さは戻っているようにも感じています。
軽量化が進むと、安定性、耐久性の両立が難しくなるからです。

よく店頭で手でシューズの重さを測る方もいらっしゃいますが、あまり意味がないように思います。
もっと言ってしまいますと、試し履きで、軽さと快適性(幅がゆったり)ばかりを気にされる方もいらっしゃいます。
テニスシューズは、ランニングシューズでもスリッパでもありません。
コートを360度動くためのシューズです。
怪我や疲労を防ぐためにも安定性と適切なフィット感が必要になります。

話はそれてしまいましたが、今回の「エアラス」はよく出来ていると思います。
ちなみに、「AERUS」とは、AERO(空気)+CUMULUS(積雲)から名付けられたそうです。

パワークッションエアラス GC(599)
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①「3Dパワーカーボン」
ラケットのカーボン技術を活かし、3D立体形状に成形。
従来設計に比べソールの変異量が少なく、耐捻じれ性約20%向上。
他社にないカーボン技術を用いた当社独自の設計。


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手で曲げてみても、前方へは柔らかく、横のねじれにはしっかりしています。

②「トゥアシストシェイプ」
親指が真っ直ぐ伸びる事で踏ん張れ、パワーロスなく今までにないストップ&ダッシュを実現。
中足部~かかと部をしっかりサポートする事で、今までにないシューズと足の一体感を生み、素早いフットワークを実現。

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今までのヨネックスの足型とは全然違います。
3Eでも、前足部は余裕がありますが、中足部はかなり絞られ、踵部はかなりしっかりホールドされます。
今までの足型がお好きな方は4Eの方がよいかもしれません。

③「グリップ&スライド性」
●グリップ時(内側)
2段設計のより細い先端のパターンがしっかりとコートに食い付く設計。
蹴り出しに重要な部分は1mm深く設計し、強く踏み込むことでより深く、また変形量も大きくなり高いグリップ性を発揮。
●スライド時(外側)
スライド方向に傾斜を付けたⅤ字形状パターンが砂・芝を逃がす設計。
Ⅴ字形状を外側方向に向けて配置する事で砂・芝をかき分けて高いスライド性を実現。

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これは実際にコートでスライドしてみないとわかりませんが、良さそうです。

ぜひ店頭で試し履きしてみてください。

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source : テニスショップ裏日記