2015年11月10日火曜日

「美人」か「可愛い」か

ラドワンスカ フォアハンドストローク


先日のジュニアクラスの練習終了後、ある小学生の子に、

「コーチの弱点分かったよ」

まさかいい歳してナスが苦手なことがバレたか?!とドキドキしましたが違いました。

「ホントに?!コーチ、自分でも気づいてない弱点かも知れないから教えて。直したいから」

と言うと、

「ダメ。次試合するときに勝てなくなっちゃうから」

嬉しかった。

そういう視点を持ってくれたことに感動しました。

次その子と試合するのが楽しみです。

セレナ・ウィリアムス


もう一つ。

ある中学生のジュニアの女の子に、

「美人と可愛いだったらどっちが嬉しい?」

と言われ、「自分が女性だったら」で考えたほうがいいのか?!とも思いましたが、

「コーチ昔は美人(な女性)のほうがよかったけど、今は可愛い(女性)ほうがいいかな。でもなんで?」

と言うと、

「だよね。なんか他に褒めるとこないから「美人だね」って言われてる気がする。「可愛いね」は中身も含めてのような感じがする。それに今の私ぐらいの年齢だとまだ「美人」って言われる年齢じゃないし」

ふむふむ、なかなか考えてる。

その洞察力と自分を客観視する力、テニスでも使って欲しいな。


source : テニスとコーチング