2016年1月28日木曜日

英語の上達は先ずは慣れ=好きな情報に毎日英語で触れる

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日本のテニス情報は砂時計状態。

日本のテニスファンやテニス育成に関わる殆どの人たちが英語を苦手としてるために、日本語に訳された情報から世界の情報を得ています。ただ、残念ながら世界のテニス情報を日本語にして届ける人やメディアはかなり限られていて、その限られた情報に日本の多くの人が集中してしまうのです。下手をすると、それが世界のテニス情報全てかのように感じてしまいます。

つまり、砂時計の上の砂が世界のテニス情報だとすると、砂時計の下が日本のテニス情報で、真ん中の伝達部分がかなり細く、今のネットの時代においても、伝わるのにものすごい時間がかかってしまうのです。遅いものは何年、時には何十年の速度で。砂時計の上の砂はいつかは下に全て流れますが、テニス情報が時間がかかっても全ていつかは伝われば良いほうで、下手をすると途中でつっかえて流れてない場合もあると思います。

テニスやトレーニングには時代の流行りがあります。ネット時代になってからはどんどん変化のスピードも早まってます。高いレベルで戦おうとしている選手たち(プロだけでなく、ジュニア達も含めて)それについていくには、砂時計の下で日本語になる僅かな情報を待っていては遅かったりします。

もちろん日本語で届く僅かな情報が、結果的に正しい、最高の情報である可能性もありますが、それが特に個人スポーツのテニス競技においては、皆に当てはまるとは限りません。

世界の情報(英語)に直接触れる。

世界中に散らばる多くの英語情報を直接得る(と書くと「戦略か?」という感じに聞こえますが)普通に触れられる事で、多くの選択肢の中から自分にあった事を知る事ができると思います。

英語教育がなんども見直されている最近の日本の若者は、もしかしたら英語に対する苦手意識がずいぶん変わってきているかもしれませんが、それでもまだまだ例えばヨーロッパに比べたら苦手意識からくる拒否反応が強い気がします。

「じゃあどうするんだ?!!」ですよね(笑)。今更「日本語英語教育が悪いから」なんて大きな事を言うつもりはボクには全くありません。もちろんそういう理由も少しはあるかもしれませんけどね。

みんな苦手と思っているだけ。

日本の小中学の英語教育で既に大きく扉は開かれているんです。記事のタイトルに書いたように、あとは慣れればいいだけなんです。

具体的に書けば、とにかく毎日、好きな事の英語の文章を読んだり、英語を聞いたりして、わからない事を一つでも調べてわかるようにすればいいだけ。1ヶ月も経てば苦痛度がグッと下がります。ヨーロッパの人たちが英語が得意なのは、普段からアルファベットを使い免疫ができていて、慣れているからです。

さすがに読んだり、聞いたりしてもそのまま流していては慣れ&上達のスピードが遅くなるので勿体ないです。その中のわからない1文でも単語を調べたり、聞いた事をそのまま言えるようにすれば半年もすればもう大丈夫です。道具のインプレをそれまで日本語だけで調べていたのが、普通に英語で調べようと思うようになります。慣れをつくってしまえば、そのあとはそれ以下にはならないですから。

で、そうやって情報の選択肢が増えると、もしかして、いままで触れていた日本語の情報に違った良さが見えてくる事すらあるかもしれません。

例えばボクがたまに日本のテニス雑誌を見ると、1冊読み終わる前に満腹になるほどの技術ネタが満載です。アメリカのテニス雑誌の技術ネタなんて1冊で1技術だけだったりしますから。そうなると「日本の技術の細かさはすごいな」と思います。

ただ、じゃ、アメリカの雑誌が1技術で終わりかというと、もちろんそうじゃない。世界の選手のゴシップ、つまりテニスのちゃらネタ=楽しさもあるし、メンタルの話もある。そして、ルールの話もあります。常に世界のトップ(元含む)からの言葉もあります。良くも悪くも広告だらけ(テニスは結局ショービジネス。この話はまた後日)です。

そういう英語の情報に触れた上で(あるのを知った上で)、日本の雑誌の技術部分を読めば、自分に必要な部分が光って見えたりするんです。技術ばっかりだと流してしまいかねないですけど。

逆に、日本の雑誌の技術を読まなくても、時にはアメリカの雑誌のルールの話を読んで試合に使うこともあります。試合で言い合いになることなんていくらでもありますから。ジュニアの試合ではより頻繁ですし。そんな時ルールを知って言い返すのと、なんとなく常識だと思っていて言いかえしてみるのとでは、その言い合い以上に、その後の試合への響き方が違ったりしますからね。例えば、ポイント中に相手の振動吸収が飛んでそれに目がいっちゃったらどうします?日本語で説明できてもダメなんですよ(笑)英語で読んでいれば、その説明の単語をそのまま使って相手なり、審判に言い寄れるんです。


特にジュニア選手やその親、そして選手を育成するコーチは普段から英語情報に慣れて欲しいと思います。英語情報+日本特有の情報だけでも、英語情報だけのアメリカの上になりますからね(笑)。(N)

とうことで、今日はこの辺から読んでみますか?
結構「なんだこの程度の話?」かもしれませんよ。

先日の全豪 ジョコvs錦織の話
Serb sweeps past Nishikori in the quarter-finals

テニスマガジンの技術コーナー
tennis magazine "your game"

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これが好きなら英語も道具理論オタク度も上級者。
各タイトルをクリックすると、がっつり出てきます、論文が(笑)。
Tennis Warehouse University


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source : アメリカ・テニス日記 from ロサンゼルス・カリフォルニア