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マイアミは荒れに荒れています。
気温だけでなく湿度も高い気候的要因に加え、マイアミ同様マスターズ最多ドロー(96ドロー)のインディアンウェルズから数日後の開催であったことが影響し、体調を崩す選手が続出しました。
特に、途中棄権は滅多にしないナダルまでもがその餌食になってしまったことは多くの人々を驚かせました。
注目されていたフェデラー対デルポトロの試合も、フェデラーが胃腸炎によって大会を欠場し、デルポトロも手首の怪我の再発という残念な結末となってしまいました。両者の一刻も早い回復を祈るばかりです。
一方、上位シードの脱落によって多くの選手にチャンスが巡ってきました。
錦織はもちろんのこと、ティエム、ゴフィン、キリオスといった現在急成長中の若手選手にもマスターズ初優勝の可能性は充分あります。
ガスケやシモン、ディミトロフ、モンフィスなど、久々に台頭してきた選手たちの活躍も期待できるでしょう。
ランキングですがそれほど大きな動きはありません。
錦織は優勝してもエントリーランキングでナダルを抜くことはできません。ベルディヒとの6位争いです。
レースランキングは3回戦終了の段階で考えるのは早すぎますね。
決して楽なドローではないですが、これまでの試合時間やこの先の対戦相手を考えると、間違いなく錦織には追い風が吹いています。淡い期待は抱きませんが、何としても決勝進出、あわよくば優勝を飾ってほしいものです。
source : テニスブログ Hawk-Eye