2016年3月21日月曜日

ラットショットと私の魔球。

ラットショットという打ち方はご存知でしょうか??

だいぶ使われてきている打ち方で、ラットはRatでネズミですよね。

ネズミのように動く様子からそう呼ばれています。

では、どんなショットなのか。

変化球の一種で、サイド回転、シュート回転で打っていくショットです。

錦織も得意としているショットでフェデラーやトミックは多用しています。

シュート回転ですから
image.jpeg

ボールに対して矢印の方向へ回転を掛けていきます。

右利きのフォアハンドで想定していますが、逆クロスへ打ち、相手のバックハンド、さらにバウンド後に外側、自分から見て右側へ逃げていくような変化になります。

ちょっと変化の感じは違いますが、左利きのスライスサーブを受けたと想像して下さい。

外に逃げていきますよね?

そんな感じです。

打ち方としては高い打点でラケットをアウトサイドイン気味に振ってボールに画像のような回転を掛けます。

右手で相手にバイバイする感じです。

高い打点で厚く捉えられて、ヘッドスピードがないと逃げていくようなボールにはなりません。

是非お試しを!


そして、題名に書いたように私なりに進化させたショットがあります。

魔球なんてカッコよく書いてしまいましたが・・・。

ラットショットがシュートなら、進化したショットは

シンカーです。

野球の変化球が由来です。

これは右利きの人が打てば「シンカー(Sinker)」で左利きの人が打てば「スクリュー」になります。

まぁ、そんな名前はどうでもいいんですが・・・。

元々シンカーという変化球は一度浮きあがってから利き手側に落ちていくボールです。

右利きであれば右下へ
左利きであれば左下へ

じゃあ、どう打つの?

って話ですが、まずは回転から
image.jpeg

こうです。

右下から左上に舐めるようにボールを転がしながら打ちます

グリップチェンジせず、普通のフォアのグリップで打ちます。

これはラットショットと違い、低い打点からしかできません。

高い打点だとボールの右下は捉えられても、左上にラケットを抜いていけないからです。

かなりマニアックですが、着いてきていますかねぇ・・・(-_-)

そうですねぇ、右手でボールを持ちましょう。

サイドスローでボールを手のひらで転がしながら投げます。

手のひらから指先の方に転がします。

画像のような回転を掛けていきますよ。

この回転をラケットを持って振り抜きながら行います。

ラケットは若干上向きになりますので、打点から浮きあがります。

しかし、振り抜いて回転が掛かっているのでスピードはあまり乗らないですがバウンド後、右にキレていきます。

私の作戦としては、若干ゆっくり目のボールで、相手にがっちりと構えさせる、そこから手元で変化させて泳がせるという作戦です。

セコいショットですが、私の周りのコーチ陣には今のところ有効で、打ちこまれたケースはありません。

ちょっと遊び感覚で使ってみてください!

左利きの人は打てるようになれば、「魔球スクリュー」です。

シンカーよりカッコイイなぁ。

そのうち、ジャイロボールでも研究しよう!


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source : テニス進化論