2016年4月22日金曜日

国内正規品並行輸入品

今日はこちらの商品が入荷しました。

PURE AERO FRENCH OPEN

pureaero2016FO_2

ダンロップスポーツさんから送られてきた国内正規品です。
(当店は並行輸入品は扱っておりません。)
カメラのフラッシュの関係で、ややネイビーが明るく写っています。
実物はもう少し落ち着いたダークネイビーです。

まぁ、国内正規品と並行輸入品との違いを少し書きましょうか・・・
(何度か書いてもいますが。)
大きな違いは、正直ありません。同じラケットです。
ただ、私たちは一目でどちらかはわかります。
正規品には、そうであるというシールが貼られています。

一番の違いは、メーカー保証があるかどうかです。
ただ保証を受けるようなことがどれぐらいであるか?ということもありますし、並行輸入で同等の保証を約束している業者さんもあります。
後は、日本向けは、塗装やスペックの検査をやや厳しくしていると聞きますが、そうは言っても全数検査ではないようですので、正規品でもとんでもない塗装が送られてくることもあります。
(稀なことではありますが。そのような場合にはメーカーに交換してもらいます。)
ラケットは工業品ですので、全く不良品がないとは言い切れません。
ラケットに保証なんているの?」と思われる方も多いでしょうが、販売店としてはしょっちゅうメーカーに対応をお願いしている現実もあります。

それでも、同じ製品なのにこの価格差はなに?と思われるでしょう。
為替や物価の違い等もありますが、一番の違いは販売方法にあります。(と私は思います・・・)
全てではありませんが、日本ではマークダウン方式が取られていることが多いです。
モデルチェンジの時は、メーカーが在庫の仕入れ価格を割引して、小売店が特価販売で売り切る方式です。
このため、新製品発売時の仕入れ価格はやや高くなります。
それでも、この方法だと在庫が残る可能性が低くなりますので、小売店は安心して仕入れをすることができるというメリットがあります。(特価にしても利益が出ます。)
一方、海外では決着価格と呼ばれる価格設定が多いようです。
メーカーもマークダウン(値下げ)を行わないため、仕入れ価格はやや安く設定されます。
そのため、実売価格が日本の新製品実売価格とマークダウン価格の間ぐらいになります。
特価になると日本正規品の方が安くなるかな?
モデルチェンジのときは、海外でもものすごく安くなってるやん?」と思われるかもしれませんが、ほとんどの場合、損をしても売り切りたいという在庫処分です。

この日本のマークダウン方式が良いと言っているわけではありません。
最近では海外と同じようにしたいと思っているメーカーも増えているように感じます。
でも、日本ではオープン価格などが、なかなか受け入れられないことなどもあり、難しいこともあるようです。
(定価を設定して、そこから○割引とした方がわかりやすく、売れやすい。)
今後はどのようになっていくのかは私も予想がつきません。

それと、海外と比べて日本のメーカー、販売代理店がボロ儲けをしていると思われるかもしれませんが、そのようなことはないと思います。
日本では、日本なりの販売経費がかかります。
もちろん、メーカーも企業努力をして経費削減には努めています。
広告宣伝も必要ですし、テニスクラブ・スクール・学校・コーチ・選手へのサポート、各種大会へも様々なサポートをしています。
このようなサポートを続けるためにも利益を出さなければなりません。

「そんなことのために、テニス用品を高く売られても?」
「プロ選手なんて、私は関係ないし・・・」


と言われればそれまでです。
メーカーも様々なサポートをするために価格設定をしているわけではないでしょう。
でも、日本のメーカーが日本テニス界を支えていることも理解していただきたいと私は思います。
(価格設定や販売方法には努力や工夫が必要であるとも思っていますが。)
並行輸入品を購入されても、日本メーカーには利益は全くありません。
日本のメーカーが広告宣伝費をかけた情報を見て、日本メーカーが用意した試打ラケットを使って、並行輸入品を購入されると悲しくなる気持ちはあります・・・

もちろん、並行輸入品を購入されるか、正規品を購入されるかは、お客様の自由です。

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source : テニスショップ裏日記