いよいよチャレンジシステムについて解説していきます。
ただチャレンジシステムの仕組みだけを紹介しても面白くないので、実際に試合観戦で役に立つような知識が身に着けられるような記事にしたいと思います。
例えばテレビで試合を観ていて、チャレンジシステムが使用された後、そのポイントがやり直しになったり、ならなかったりすることがあると思います。
その他にも、ラリーの途中で使用されたり、主審のオーバールール(次回解説します)に対して使用されたりと、チャレンジシステムは様々なパターンで使用されます。
こうした複雑なパターンを理解しておけば、より試合を楽しんで観られるはずです。
という訳で、「チャレンジシステムの仕組み」と銘打っていますが、今回は基本中の基本、インとアウトの判定を解説していきたいと思います。
そんな基本的なことを、と思う方も多いと思いますが、際どい判定だと分かりにくいこともあるので読んでおいて損は無いはずです。
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ラインに触れていればイン、が基本の考え方
テニスではボールがラインに少しでもかかっていればインになります。So. Close. #Wimbledon pic.twitter.com/0BSfS8bqWO
— Wimbledon (@Wimbledon) 2015年7月1日
ですから、この画像の場合は当然インの判定が出ています。
サービスの時もこの考え方は変わらない
補足する必要があるとすれば、まずはセンターラインにかかったサービスでしょうか。縮尺等はデタラメですが、コートだと思ってください。
黄色い線はボールの軌道です。
今、コート右手前からライトサービスコート(斜線部分)へ向かってサーブを打ちます。
このようなサーブをデュースサイドからのサーブ、逆にコート左手前からレフトサービスコートへ打つサーブをアドバンテージサイドからのサーブと言うことも覚えておきましょう。
上図のようにセンターラインに際どい軌道だったとします。
ここでチャレンジシステムを使ってボールの落下点を確認したところ、下図のようになっていたとします。
恐ろしいほど雑な図ですがご勘弁を。
この場合、ボールの大部分が狙っていたライトサービスコート(斜線部分)ではなくレフトサービスコートに入り、センターラインにわずかに触れているだけです。
フォルトと思えてしまうこのボールですが、センターラインに触れているため判定はインになります。
直角に交わるライン上では延長線を引いて考える
次は少し複雑な、2本のラインが直角に交わっている位置での判定についてです。先ほどのボールの落下点が下図のような位置だったとします。
まずはサービスラインに触れていることを確認します。
この場合は触れていますが、もし触れていなければその地点でフォルトとみなしますから注意してください。
次に、センターラインに触れているかどうかは延長線を引いて考えます。
今回は赤色でセンターライン際の延長線を引きました。
ボールは延長線に触れていますから、この場合も判定はインになります。
下の図は上の図と似たような状況ながら、インにはならないものです。
まず、サービスラインに触れていることは確認できます。
しかし、赤色で引いたセンターライン際の延長線には触れていません。
これ以上延長線を伸ばすことはできないので、この場合はフォルトとなります。
このような際どい判定を集めた動画を紹介しておきます。
特に後半は今回の解説の復習にもなるはずです。
次回はオーバールールについて解説したいと思います。
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source : テニスブログ Hawk-Eye