2016年4月3日日曜日

甲府国際女子 最終日

中国のZHU、コーチに確認したらチュウという発音に近いという。チュウは深く力強いストロークを続けざまに放つ能力を持った攻撃的な選手だ。セリクは粘り強いラリーの中からチャンスをうかがう、チョウに比べれば守備的な選手だ。お互い100%の実力を発揮すればチョウがやや有利か。ところが100%の実力なんていうものは幻想に過ぎない。テニス選手は揺れ動く実力に翻弄されながら日々戦う。

チュウのストロークが乱れた。昨日までコーナーを捉えていた高速ストロークがわずかずつラインを割る。セリクも出だしはしっくりしなかったが、メンタルが崩れることはなかった。予選から通算8連勝で優勝。ずっとコートサイドで応援していたママの帯同が力になったことは想像に難くない。さらに韓国、中国と遠征は続く。

Singles Final
[Q] Susanne CELIK (SWE) d. [6] Lin ZHU (CHN) 76(3) 63

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source : Workaholic Web Blog