2016年9月1日木曜日

テニスコーチの小ネタ2

全米オープンはラオニッチが敗退してしまいましたねぇ。

あまりにも早い...。

さて、またしても小ネタです。

大きくは期待しないでください。

本日のネタは「ラケット契約」について。
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皆さんの周りにもラケットメーカーと契約しているコーチはいると思います。

テニスをほとんど知らない方からはメーカーと契約していると言うと

凄いですねぇ。なんて言われたりするものですが凄いことではありません。

ほとんどがスクールでの契約になるのでスクールからの推薦があれば契約できます。

コーチの実力、教え方などはハッキリ言って全く関係ありません。

私もむか~し、あるメーカーと契約をしていましたが

ラケット契約でもしてみる?

的なノリでした。

私も初モノにはノリがいい方なので二つ返事で。

じゃあ、このメーカーとこのメーカーどっちがいい?

と軽い流れ。

そんなモンです。


さて、契約しているコーチは当然、なるべく契約しているメーカーのラケットを売らなくてはいけません。

良く耳にするのは

ラケット売るとコーチに恩恵があるの?

という声。

ハッキリ言って

ほとんどありません
(-_-)

契約している恩恵としては、メーカーによって多少違いはあるものの

年間ラケット2本。
(使いたいラケットを選べなかったりします。)
年間シューズ2足。
(足に合うシューズや履きたいシューズはほとんど選べず。)
メーカーの商品を半額で購入可能。

こんなもんです。

これに対して展示会への参加、説明会への参加、イベントの準備、協力...。

とやや、面倒なことがあります。

もらえるんだから文句言うなって話ですが、初心者が使うような面の大きくて軽すぎるラケットをもらってもねぇ…。

ラケットを売ってもこれが変わることはほとんどありません。

年間200本とか売れば交渉できるかもしれませんが。

メーカー側もコーチの販売力に大きく期待していない、というのが現状だと思います。

しかし、ちょっと嫌な面は、仕方ないですがどうしても契約メーカーに偏ってしまうという点です。

この人にはバボラが合ってそうだなぁ、と思ってもそのラケットに似た契約メーカーのラケットを推してしまう場合があったりします。

メーカー側としてはしてやったりなんでしょうが、売る側も買った側も微妙ですよね。

私個人的にはその辺のことが嫌で契約を切りましたが、皆さんも良さそうなラケットがあったら、もしくは勧められたラケットがあったら同スペックの他メーカーのものも一応使いましょう。

自分のフィーリングも大切にしてください。


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source : テニス進化論