雨で少々開始の遅れた錦織の2回戦
相手はロシアの新鋭、カチャノフ。
ATPが発表した、将来活躍するであろう若手選手10人の中の一人です。
身長198cmのビッグサーバーでどこからでも打ってくる選手でしたね。
早々に錦織はブレイクされるものの、すぐにブレイクバック。
それくらいの選手とはやり慣れてますよ、と言わんばかりにタイミングを合わせて崩していきました。
やはり、このバックハンドのダウンザラインは世界一ですね。
(クリックするとインスタグラムの動画です。)
そしてこの絶妙なタッチ。
スコアは
6-4
4-6
6-4
6-3
で勝利です。
しかし、久々にATPのオススメ選手みたいなのが公開されました。
主だった選手は
キリオス
コリッチ
ズベレフ
フリッツ
などなど。
の中に今回の相手、カチャノフもいますし、西岡もその10傑に入っています。
個人的に注目は
コリッチ
です。
この中ではピカイチでディフェンス力が優れています。
今現在のテニスは、攻撃面よりもまずはディフェンスが「完璧」でなくてはいけません。
いくら攻撃力があってもビッグサーバーでも「完璧」なディフェンスありきのテニスが必要です。
ジョコビッチやマレーを見てもお分かりでしょう。
コリッチはまだ19歳で体が出来上がっていません。
しかもテニスプレーヤーにとって理想の185cmの身長。
体重が75kgとまだまだ発展途上。
あと5kg~10kgビルドアップすれば完璧でしょう。
体が出来上がって攻撃力を鍛え上げられれば次のNO.1の可能性は高いです。
ジョコビッチもマレーも20代前半は完璧なディフェンスがありながら攻撃面に不安がありました。
そこからフェデラー、ナダルに対抗するために攻撃力を上げていった結果が今の2強時代になっています。
さらに、最近ヨネックスが元気がいい気がします。
ワウリンカだけでなく、キリオス、コリッチはヨネックス契約。
また、ケルバーなど女子の選手も活躍してきています。
まだまだヘッド、ウィルソン全盛ですが日本人としては何とかヨネックスにも頑張ってほしいところです。
そうそう、デルポトロもシードのジョンソンを撃破して調子が良いようです。
錦織もまずはマレーまで余裕を持って勝ち上がり、何とかしてほしいものですね。
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source : テニス進化論