2016年10月10日月曜日

VI305 モニターリポート

昨日に続いて、今日はこちらのラケットです。

X-BLADE VI305 

VI305_1

●飯塚さん (X-ONE 1.24 47ポンド) 

【まず、第一印象をレポートします(本日は、雨のため試打できず…)】
・意外とフレームが厚いですね。
ボックス形状と聞いていたので、プロスタやデルフィーノ(今、メインで使用中)のイメージでした。これなら飛びがいいかもです。
・シンセティックレザーが本革っぽくていいです。
シンセティックレザーだとどうしても角が出ないタイプが多いのですが、これは本革に巻き直ししなくても使えそうです。
・塗装の手触りがいいです。
ブリヂストンのラケットの塗装は良くできていると聞いていたのですが、手触りがサラッとしていて気持ちいいです。左手でテイクバックするときの感触が自然です。
・バランスに違いはあるが、重量はあまり変わらない?
グリップテープを巻き、振動止めを付けてラケット重量を測ったのですが、ノーマルで340g、カスタマイズ342~343gくらいでした。
カタログ上は、8gですが、そんなに差がないような…
でも、カスタマイズはたしかにトップヘビーになっています。
以上が第一印象でした。
(※すみません。重量の件は私のチョイスミスです。)

【今朝19日、X-BLADE VI、初打ちできました。】
練習前からどんな打球感なのかワクワクしながらコートに向かいました。
まずは、ミニラリーから。。。
おっ!意外とボールが飛んでいってしまいます。
ちなみに、私のプレースタイルは「ボールは、ヘソの前でとらえて押し出すように打て」と教育された時代遅れの打ち方です。
たぶん、そのために当てただけのスイングでは飛んでいってしまうのでしょうね。
それで、普段よりもスピンを意識すると「ガリッ!!」とボールを噛んでくれスピンがかかりフォアバックとも、おもった飛距離(長さのコントロール)を出してくれました。
そうですねぇ、私にとっては、ボックス形状の薄ラケというよりも中厚に近い感じの打球感です。
飛びに関しては、このクラスのVCORE tour97やtour Gよりも楽に飛んでくれるしスピンもかかりやすいとおもいました。
逆に、このフレームをしならせようとするには、けっこうなパワーが必要かと…私には、ちょっとパワー不足かな。
X-BLADE、このラケットは、中途半端なスイングでは面白味が感じられないのでしょうね。
ただ、スピンに関しては、かけやすくよくかかってくれるラケットだとおもいました。
そして、ノーマルとカスタマイズの違いですが、私にとっては大きな差を感じることはありませんでした。
バランスの違いでどちらを選ぶか好みで分かれると感じました。
私としては、トップライト気味のラケットが好みなので、ノーマルバージョンの方が操作性ではリードしています(ノーマルでも充分にいいボールが飛んでくれたので)
前にも書きましたが、重量的にさほど変わっていなかったのでノーマルバージョンの方が自分には合っているのかなとおもいました。
それと、打球感に関して特筆すべきは、雑味のある振動が、ほとんど手に伝わってこないことです。
久しぶりに振動止めなしでもプレーすることができました。
このマイルドな、かと言ってボンヤリしない打球感は、すごくいいですね。絶妙な味付けになっています。
また、最初に打った時の打球感、今までに打ったラケットのどれかに似ていたのです。
しばらく考えていたらおもい出しました。
そうそう、同じブリヂストンラケットのウィングビームPG85ではないですか!
X-BLADE VIの打球感は、もしかしてご先祖様譲りなのかもしれませんね(笑)

【今回が、最終のモニター報告とさせていただきます。】
まず、年齢別ですが、県のシングルス大会で無謀にもX-BLADE VI305ノーマルバージョンを実戦で使用させてもらいました。
試合で特に良かった点ですが、ダウンザラインのストロークがフォア、バックとも内側におさまってくれました。
以前までのプレーだと、フォアバックとも外側にカーブしてアウトするシーンが多かったのですが、今回はきっちりとラインの内側にボールがコントロールされました。
しっかりと振り切れば、コントロールがより良いラケットだということがわかりました。
意外と難しかったのが「チョリ~ン」とするスライスバックハンドストロークかもしれませんね。
これは「振り切ってナンボ」のラケットなので、スライスも軽く面合わせしただけではダメで、しっかりとスライスをかけていかないと威力が半減してしまうような気がしました。
ラケットのおかげか、決勝戦まで進みましたが、決勝はボコボコにやられてしまいました(笑)

総論として
とにかく振り抜きを意識(要求)させてくれるラケットです。
それも、プレイヤーに{スピンをかけてくれ!」と要求してくるラケットのような感じを受けました。
一球一球しっかりと振り抜く選手層には、良い武器になるラケットだと思いましたね。
また、パワーを求めて黄金スペックに移行したけれど、どうも打球感が気に入らない選手層(私もその部類ですが…)にはお勧めしたいと思います。
そして、最後ですが、店長のストリンギングには感心しました。
試打してる間(試合も含めて)ストリングがナイロンにもかかわらず、変によったりしませんでした。
これが、ラケットの性能を向上させるポイントにもなっているんですね。


●青木さん (X-ONE 1.24 48ポンド)

【モニター体験者プロフィール】
東京都在住44歳男性 右利き フォア・バック共に片手打ち 身長170cm・体重85kg
【テニス歴】
 通算で22年
※高校の部活で2年、大学のサークルで6年、社会人になって合間々々でブランクを挟みながら14年
【テニスのレベル】
・大学時代は関東圏の大学で、学校単位の団体戦トーナメント(俗に言うオール大学対抗)で毎年準優勝かベスト4に入る学校でランクは下位ながらも大学代表でした。
小さなスクールではありますが、アルバイトで4年程テニスコーチ経験があります。
※サブではなくメインコーチ
・現在はテニスオフで中上級から上級のダブルスを中心に参加しており、市民・区民大会の上位進出者や県大会本戦出場選手などとも勝てないまでもそれなりに勝負にはなるといった感じです。
【プレースタイル】
・ダブルスではサービスゲームもリターンゲームもネットプレーが中心です。
・シングルスではフォアの強打から展開してウィナーを狙うか、フォアの強打又はバックのスライスでアプローチからネットという感じで、勝負所のリターンゲームでは相手のセカンドサーブに対し、リターンダッシュすることもあります。
【ラケット遍歴】※ある程度長期間使用したものを中心に抜粋
・ヨネックスR-50 グリップサイズ3(約2年半)
・ヤマハプロトEX97 グリップサイズ3(約2年)
・ウィルソン プロスタッフサンプラス グリップサイズ3(約5年)
バボラ ピュアコントロールザイロン グリップサイズ2(約5年)
・スリクソン REVO-V3.0 2012年モデル グリップサイズ2(約2年半)
  ※某テニスショップのラケット診断に参加し強く薦められたこともあり購入。
・ヨネックス VコアデュエルG97 グリップ3(2ヶ月) ※重い方のスペックです
  ※スリクソンを使い始めて暫く経った頃、フォアのグリップをイースタンからセミウェスタン~ウェスタンに変更した為、オーバーパワー気味となり、試合で思い切ったフォアの強打を躊躇してしまう場面が増えた為、より思い切って振り切っていけるラケットをと考え変更。フォアの強打は狙い通り思い切って振り切っていけるようになり、満足しているものの、今度はボレーとサーブ、バックのフラット~トップスピンに若干のパワー不足を感じています。

【応募動機】
8月上旬に横浜の某テニスショップでブリヂストンスポーツ様によるVI305とVI-R300の試打会が開催されており、自分も参加させて頂きました。
その際、VI305の打球感と振り抜きの良さ、フラット系のボール軌道とスライスのタッチ等をとても気に入ったのですが、7月下旬にラケットを変えたばかりということもあり、購入するまでには至らず。。。
そのような折、正に自分の為に企画して頂いたのではないかという(※)夢のようなモニター企画を拝見し、応募させて頂きました。
【ストリング】
X-ONE バイフェイズの1.24を48ポンドで張って頂きました。
※マイラケットであるヨネックスのVコアデュエルG97にはバボラのアディクションを46ポンドで張って使用しています。
【モニター実績】 
 ・9月19日(月・祝) 大学のサークル連盟OB会主催のダブルス大会で5試合、プレーした延べ時間約110分
 ・9月24日(土) テニスオフ上級ダブルスで6試合、プレーした延べ時間約150分
 ・9月26日(月) テニスオフ上級ダブルスで6試合、プレーした延べ時間約150分
 ・9月30日(金) テニスオフ中上級シングルスで5試合、プレーした延べ時間約180分
 ・10月4日(火) テニスオフ中上級シングルスで3試合、プレーした延べ時間約120分
【使用しての感想-① ノーマルモデル】
主にダブルスで使用。
・マイラケットよりラケット全体の重量が軽い分、取り回しが非常にラクに感じられ、ショット全般の振り抜きも良かった。
・ラケット全体の重量が軽い分、ボレーボレーやタッチ系のショットの応酬になった時も非常に扱いがラクで、そのような場面になった時は良くポイントを取ることが出来た。また、取り回し全般がラクな為、ポーチなどの場面でいつもより厳しいコースや相手の取りにくい場所に落ち着いて決めることが出来た。
・サーブ、スマッシュなどの立て振り系のショットは、初回こそ試合の緊張感もあってか、今一つ気持ちよく振り抜くことが出来なかったものの、慣れてくるに従ってヘッドが良く走り、スムーズに振り抜けるようになった。
・リターンの時など、相手のファーストサーブに対してとっさに面を合わせるだけでも、バックの逆クロスに鋭いボールが返るなど、面安定性も良かった。
・カスタムモデルとの比較になるが、シングルスで使用した時にフォアハンドでヘッドが走り過ぎ、ボールが思いも寄らない角度とコースに飛んでしまうことがあった。
【使用しての感想-② カスタムモデル】
・主にシングルスで使用。
・カスタマイズによりノーマルモデルよりかなりトップヘビーになっていることから最初は取り回しが非常に重く感じられた。
・重さに戸惑いながらも思い切って振っている内にノーマルモデルよりもボール軌道が 安定し、ボールに勢いが出始めた。
・ラケット全体の重量が重く、バランスがトップヘビーな為、サーブやフォアなど、パワーで押していきたいショットで相手のミスやチャンスボールを誘うことが出来た。
・相手に厳しいコースを突かれ、ライジング気味に面だけ合わせて打ったバックのパスやストレートがそのままエースになるなど、面安定性はノーマルモデルよりも更に高い。
・面安定性が高い為、バックのスライスの軌道が安定し、また、ボレーも安定したボールを継続的に打つことが出来た。但し、ダブルスではノーマルモデルに比べ取り回しにくく、咄嗟の反応が遅れてしまうこともあった。
【使用しての感想-③ X-BLADE VI305全般】
・自分自身が正にそうだったのですが、薄ラケやあまりパワーの出ないラケットを使用していて、もう少しだけパワーが欲しいだとか、攻め込まれた時に少しだけラケットの力を借りてリカバリーしたいといったようなニーズを持ちつつも、黄金スペックのラケットでオーバーパワーになってしまうのは避けたいだとかフレーム剛性が高く打球感の堅いラケットに苦手意識があるという競技志向のプレーヤーにとって非常に心強いパートナーになってくれるラケットだと思いました。
・個人的にはフォアハンドが今一つ安定しなかったものの、全般的には非常に満足度の高い、良いラケットだと思いました。
※フォアハンドについては、もちろん良いショットも数多く打つことが出来ましたが、グリップを変更(握り方とサイズ)したことにより、自分のフォームが自分で考えているよりもゾーンではなくポイントでヒットするようなフォーム(グリップを中心にヘッドを回すフォーム。VI-Rシリーズ向け!?)に若干ですが、変化してしまった為ではないかと考えています。
・メーカーの謳うような「しなり」はそれほど感じられませんでしたが(※1)、張って頂いたX-ONEバイフェイズとの相性も良かったのでしょうか、バックハンドスライスやボレー等、「球持ちの良さ」や「ボールが面に載っている」感覚を非常に良く感じることが出来ました。また、セプトングリップの効果もあってか、嫌な振動等もなく、非常に柔らかい打球感のラケットでした(※2)。
 ※1「しなり」を一番感じるとしたらフォアハンドだと思いますが、感じられなかったのは前述したように自分のフォームの変化に原因がある為と思われます。
 ※2プレー後の肘の痛みや手首の違和感を感じることもほとんどありませんでした。
・フレームとガットの相性もあるのかもしれませんが(玉乗りの良いフレームに柔かい打球感のストリングという)、マイラケットに比べるとボールスピードは上がりにくいように感じられた為、もう少し弾きの良いストリング(XR-3等)を張ったものも打ってみたいと思いました。
・まだ購入を決断することは出来ていませんが、もし購入するとしたら、サイドパーツとグリップ変更(重量付加)でカスタマイズして使用したいと思います。


飯塚さん、青木さん、ありがとうございました。

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source : テニスショップ裏日記