フェデラーvs錦織をもう一回見返しましたが、改めてすごい試合だったと噛み締めるような思いです。
フェデラーも錦織も記憶に残る試合はたくさんありますが、これも間違いなくその1ページになりますね。
この試合を錦織側から振り返ると、鍵は様々なところで取り上げられているのですが、1stset5-1からすんなり取れずタイブレークまで持ち込まれたことは大きかったと思います。
見返してもあそこでフェデラーが持ち直し、タイブレークの末、セットとれなくても2ndsetはいけるという手応えをつかんでの1setdownだっただけに試合の流れとしてのキーポイントはあそこだったでしょう。
プレー内容としては、フェデラーのサーブとバックハンドが良かった。あそこまでのプレーされるとしょうがないところもあり、バックハンドのクロスラリーはフェデラーに待たれて、ダウンザライン、回り込みで振り回される展開となり、3rdsetでは足が動かなくなった。それでも4thsetは錦織はペースダウンして絶妙なプレースメントでとるあたりは錦織の才能を感じました。しかし、ファイナルセットは体力面、気力面でもフェデラーが優位で勝敗をわけました。
私はグランドスラムを錦織にとってほしいと思っています。そこで思うことなんですけど・・・
マイケルチャンは「序盤は圭が支配していた。5-1からもっと早くセットを取っていれば、その後の展開も違っただろう。No・1になろうという選手は優位な状況でもリラックスしたりしない。無慈悲になれ。コート上に気遣いが入り込む余地はない」とコメントしています。
修造のブログでは「フェデラーは、最強だ。ここから変わってくるはず、もっとうまくなるはず。圭自身が、フェデラーに対し、せっかく掴んだ流れを渡してしまったのだ。グランドスラムを勝つためには、全てにおいてどうしても強くならなければいけない。大事な場面でタフになりきれない心。これは、普段の生活から律していかなければならないと思います。」
と二人はメンタル面ばかりなんですよね。。。まぁ修造はコーチじゃないのでいいのですが、マイケルチャンのコメントがメンタルばかりなのは気になります。大会前のインタビューでも「技術面で教えることはほとんどなく、精神力を伝授したい。」と言ってました。
確かにテニスはメンタルが大事なんですけど、目で見てメンタルが強くなったとかはわからないですし、錦織のメンタルは十分強いと私は思います。
確かに1stsetのリードを守れなかったのは精神面で不安定だったこともあったと思いますが、一方的だった3rdsetから4thsetの長いサービスキープをして立て直し、ファイナルセットはブレイクされた後も苦しみながらキープした粘りは素晴らしかった。メンタルの強さを感じる場面も十分にあった。その中であんまりメンタルメンタルいうのはどうも違うような気がします。
私が危惧するのは前から書いてますが、錦織の体力面なんですよね。
もう既に体力面少しだけ落ちてきているかなぁ・・・って思います。
2014年の全米準優勝した時、ラオニッチ、バブリンカとフルセットで戦って、ジョコビッチ戦で最高のテニスをしました。
錦織圭のグランドスラム制覇について考えるでも書きましたが、5セットマッチを7回戦い抜く体力という面ではBIG4やバブリンカに大きく劣ります。
錦織は27歳でこれから体力はさらに低下していくことが予想されます。怪我もでてくるかもしれません。
そう思うと今年でグランドスラムを獲れないと厳しいかもしれません。マスターズは取れても。。。いよいよ時は迫ってきています。バブリンカがぐらいなんですよね。20代後半で初めてグランドスラム制覇したのは。。。他の選手はみんな20代前半なんです。
錦織の新しいラケットは疲れにくいラケットという振動が少ないラケットをつかってます。少しでも体力面をというのは錦織自身が一番感じているところなのでしょう。
メンタル面ばかりのマイケルチャンからコーチを変えてみる??という選択も必要じゃないかと思います。まだ技術を伸ばせる、グランドスラムを戦い抜く戦略論があるコーチがほしい。そんなコーチいないかも知れないけど。。。
錦織は強いです。誰と戦っても勝てる力があります。それだけに、何とかグランドスラム制覇してほしいです。
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source : テニスのある日々