先日、「判断力」について少し触れました。
一口に判断力といっても色々な判断力があります。
ボールへの判断
状況への判断
どこへ打っていくなどの判断
など、書き出したらキリがないほどでしょう。
当然、ラリー中にたくさんの判断をしていきます。
その判断をする上で、今度は「予測」というものが必要になってきます。
この予測も色々とありますが、予測の開始はどこからでしょう?
①ボールがバウンドしてから?
②相手が打ったボールがネットを越えたら?
③相手が打つ瞬間?
どれも正解です。
ボールが最終的にどの辺まで跳ねたりするのかを予測するのは①でしょうし
ボールがどの辺に来るのかを予測するのは②あたりでしょう
また、相手がどこに打って来るのかを予測するのは③でしょう。
では、一番早い予測の開始はいつでしょう??
それは
自分が打った直後
です。
自分がボールを打った後、予定通りボールが飛んでいく場合もあれば、多少ズレることもあります。
場合によっては全然違うボールになってしまうこともあるでしょう。
しかし、どんなボールが飛んでいこうとも100%必ずポイントが取れる保証はありません。
すぐに次への対応をする必要があります。
ある意味、いつでも不安な状態でなくてはいけません。
打ったボールがどうなるのか
それに対して相手はどうしてくるのか
それに対して自分はどうしていかなくてはいけないのか
常に頭の中をグルグルとフル回転させていきましょう。
打った後に構えていない、とか一歩目が遅いなどの原因はここにあるかもしれません。
また、この打った直後からすぐに判断が必要となるのが対人スポーツの特徴です。
自分が失敗した!と思っても相手もバタバタしてくれていたら、意外にピンチにならなかったり、逆に自分が完璧に打ったはずなのに相手もしっかりと予測していて楽々返されたり...なんてよくあることです。
自分中心に考え過ぎずに、相手のいるスポーツですから打った直後からすぐ切り替えできるようにしていきましょう。
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source : テニス進化論