少しブログを書くのに時間がかかってしまっているGeorge Mです。
前回のYonex コーチングセミナーに引き続きガット張りセミナーのレポです。
ガット張りセミナーはYonexが現在販売しているガットの説明、ガット生産技術、生産の手順などの説明から始まった。Yonexはブラジルで行われた夏のオリンピックの専属ストリンガーであった事や、1月に行われた全豪オープンの専属ストリンガーでもあった。その時の体験談などの話を聞けた。特に興味深かった話は全豪オープンで専属ストリンガーで張った時のプロ仕様のガットデータ。例えばヨネックス契約プロN.キリオス選手は縦横共にYonex Poly Tour Pro 120を56lbsで張っていることや、A.ケルバー選手は縦にナチュラル横にPoly Tour Fire 120を26kg.
公開されたデータは下記に示されています。
M.ヒンギス Poly Tour Pro 125 26kg / Poly Tour Pro 125 25kg
大阪ナオミ Poly Tour Pro 130 54lbs / Yonex 850 54lbs
L.ヒューイット ナチュラル 29kg / ポリ 29kg
R.ナダル ポリ 25kg / ポリ 25kg (おそらくBabolat RPM Blast 130)
錦織圭 ナチュラル 54lbs / ポリ 52lbs (おそらくLuxilon 4G 125)
また面白い話に、試合中のナダルはペットボトルの並び方などを気にするわりにはガットの事はいつ何時に張られた情報などを全く気にしていない。その反対で錦織はすごい神経質で張られた時間を気にし、試合中は30分おきに張りたてを要求するらしい。
最後にYonex String Teamの一員であるマーク・ゴンザレス氏の講演を聞くことができた。マークはアメリカのガット張り界では有名で、グランドスラムなどで張るストリンガーを育てたり、張り職人のため講演などを多くの場で開いている。セミナーではYonexのPro Tech 8 (PT8)と言うガットマシーンの説明とデモンストレーションを見ることができた。ゴンザレス氏からプロツアーで張る必要の資格などの説明もありすごく興味深かった。例えばグランドスラムなどで張るストリンガーになるための1つの試験項目はパターンが18 x 20のラケットは3本1時間以内に張ってその面圧が3本とも均等でないといけないなどとプロツアーで張れるのはガット張りを極めたまさに職人だと感じた。
同じガット張り氏としてとても良い話と情報を得ることができた。
マーク・ゴンザレス
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source : アメリカ・テニス日記 from ロサンゼルス・カリフォルニア