今回のモデルチェンジで採用された「ピーク・シフター・フレーム」と名付けられた新開発のフレーム形状は、手元のシャフト部分ではパイプ断面が長方形の普通のボックス形状なのですが、そこからフェースのナナメ上部分までは、台形の短い辺が外側を向いた断面形状になり、それがフェースのトップ部分周辺では逆に、短い辺が内側を向いた台形形状になるという、とても複雑に断面形状が変化する構造を採用しています。
それによって、高速・高弾道なショットが可能になったというのがメーカーの説明です。
外形スペックの数値(100平方インチ、24mm厚)と重量設定(285g)は前作と変わっていません。
で、実際に打ってどうかということですが、私どもがこれまで「ホールド系」と名付けていた特徴的な球持ち感は若干ですが後退して、弾き出しのスピード感が増しています。
そういう点では、REVOになる前のX4.0が持っていた弾きの「鈍さ」のような特性は消えています。
こうした傾向は前作のモデルチェンジの際にも若干見られましたが、それがさらに進んだ感じです。
ただ、打球スピードを上げやすく感じる弾きの良さが増して、ボールの「出が良い」ために、攻撃的なショットを打ち込んでいくときに必要なスイングパワーは前作より多少は少なくて済むという面がありそうです。
ホールド性球持ち感の高さが特徴だった前作に比べて、若干、八方美人的な良い子になったような感じですが、フィットするプレイヤー層の広い無難な性格のモデルであることは間違いないでしょう。
前作同様、グリップ0の設定があり、また、スイングウェイトのバラツキ範囲が軽めに仕上がっていることもあって、強くなろうとしているジュニアプレイヤーには最適なモデルの一つだと言えるでしょう。
-------------------
ほとんどのプレイヤーは
ラケットで損をしている!
ほとんどのプレイヤーは
ラケットで損をしている!
source : 合うテニスラケットを選んで戦力アップ