2017年4月30日日曜日

#②スプリットステップ

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みなさん、こんにちは。トレーナーの市山です。

前回は「楽しく反応トレーニング」の「ポイント①:パワーポジション」についてお伝えしました。
【4月24日配信記事】http://st-on.blog.jp/archives/52258126.html
 
引き続き「楽しく反応トレーニング」の「ポイント②:スプリットステップ」についてお話させていただきます。


■前回のおさらい
 
相手のインパクトから自分のインパクトまでの「1秒」を、効率よく、無駄なく動くためにはボールを待つ姿勢の見直しが必要であるというお話をしました。
どの筋肉にも瞬時に力が加わる状態であるパワーポジションは、必要な力を一瞬で発揮し、地面から効率よく力を吸収し、素早い1歩目を出すカギとなります。


■ポイント②:スプリットステップについて

ボールが行き来する中、1回1回の反応や素早さを求められるテニス競技では、ワンアクションをいかに速く大きく動けるか、移動できるかが重要です。
「スプリットステップ」は、タイミングを取る意味でも必要なため、無意識にスプリットステップを踏んでいる選手も見かけます。
実際には、相手が打つ瞬間に「ジャンプをする」というより、「かかとで地面を踏みつける」というイメージです。
踵を踏みつける
※ベースボールマガジン社「ソフトテニスボディ革命」川上晃司監修 より

パワーポジションから、両足のかかとを地面に踏みつけることで、アキレス腱が反応し、ふくらはぎの伸展をコントロールします。
そして、踏みつけた力と同じ力が反対方向に作用するため、動き出しの1歩が素早く力強いものになります。

<トレーニング(ダブルジャンプアップ)>


続いて、蹴りだしの方向づけです。
スプリットステップは両足でかかとを地面に踏みつけ筋の伸展機能を作用させますが、片足で踏み切ります。
具体的には、左へ行きたいときには右足で、右へ行きたいときには左足で踏み切ることになります。
そして、踏み切り足の拇指(足の親指の付け根のふくらんだところ)で方向づけをすることで、効率よく目的の方向へ蹴りだせます
 
正しいスプリットステップ
※ベースボールマガジン社「ソフトテニスボディ革命」川上晃司監修 より


細かな話になりましたが、「ボールが来た!」と思っても足が地面から離れない限り、移動は始まりません。
その大切な第1歩目の動かし方として、スプリットステップに注目してみてください。

次回は「ポイント③:重心移動」についてです。





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source : ソフトテニス・オンラインBlog