2017年4月20日木曜日

スノワート GRINTA100

AM_SNAUWAERT_GRINTA_100_GREY001_1024x1024スノワートジャパン(株)様のご厚意によりテストさせていただいたGRINTA100。
発売前の黒塗りの状態で打たせていただいた時、全展開中最も「引っ叩ける」と感じたのがこのGRINTA100でした。
先般、本ブログにも書いたGRINTA98のフェイスサイズ違いかと思うなかれ。
カラーリングもネーミングも若干しかない差ですが、全然異なるものです。

フェイスサイズはその名の通り100平方インチ。
正直私レベルですと、98平方インチも100平方インチもその差がわかりませんが、フラットでヒットしても、スピンをグリッとかけても、程よいフェイスサイズなので安心してフルスイングできます。

平均重量305g、平均バランス315mmと、多少の重量を感じながらイーブンバランスなので、相手の重いボールに対しても打ち負けることなく、その重さが余計なラケットワークを阻んでくれて、オーバースイングかな?と思ってしまうくらい振り切っても、安定のスイングアシストをもたらしてくれます。
これってツアー系のモデルには必要なことですよねぇ。

フレーム厚は最大23.7mmと、昨今のツアー系では少しだけ厚いかなと思わせる数字ですが、この数字ほどフレームパワーが増大して飛び過ぎてしまうということは皆無です。
23.7mmというほどの弾きは感じられません。

じゃあ普通じゃんと思われてしまうかもしれませんが、ちゃんとウリはあるのです!
それは「面の安定性」です。

DSCN1561どうしてもボールをヒットした瞬間にフェイス部分は撓んでしまいます。
これはどんなにフレームを厚くしても、強靭な素材を使っても起こってしまうことです。
おそらくこのGRINTA100もスーパースローで見れば撓んでいるのでしょう。
しかし普通の人間である私の感覚だと、ボールをヒットしてもフェイス部分が撓んでいるのが理解できず、何の撓りもなくボールを弾き出してくれることしか手に伝わってきません。
そしてその面の安定性の高さからかシャフト部分が撓っていることを感じ得て、まるでフェイス部分とシャフト部分が異なる構造、つまりツーピース構造なのかと錯覚してしまうほどでした。

なので、ボレーやスライスは打ちたい方向にフォロースルーすれば「そこ」に行ってくれます。
フラットサーブも面のブレが起こらないので、ピンポイントで打ちたいコースに打ち分けることができます。
こんなに面ブレしないモデルは、最近打ったことがなかったのでホントにビックリです。
まさに手の平感覚でボールをコントロールできるので、プレースメント勝負の方には打ってつけの打感であると言えるでしょう。

ということでフレームパワーはあまりあるとは言えないので、やはりご自身がある程度のパワーをお持ちであり、しっかりとしたスイングワークを身につけられており、全てのショットにおいて厚い当たりを駆使される上級コントロールプレーヤーにおススメしたいと思います。
スピンはGRINTA98、コントロールはGTINTA100という感じでしょうか。

悪く言うと「古臭い」のですが、フレーム自体にパワーアシストを求めず、ウッド時代さながらの手の平感覚よもう一度!とお思いの方にはかなりマッチされると思います。
テニス誌にも「Snauwaertが待望の復活」と書かれているのを最近目にしましたが、パワーテニスが全盛の昨今。
この面安定性に特化したコントロールフレームは、ある意味新しいチャレンジだと思います。
是非一度お試しください。

なお宣伝ですが、弊社イベントにてスノワート冠がついている大会では必ず試打ラケをご用意し、テストしていただける時間を設けております。
ご興味ありましたらこちらも是非ご参加ください。


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source : Various impressions