先月、手に入れた道具ですが、正式名称は、「ヘガール持針器」と言うそうです。
（形の違う マチュー持針器というのもあるそうです。）
その名の通り、外科手術等で縫合の際に縫合針を把持する器具です。
（把持（はじ）する＝しっかり持つこと。）
血管などを縫合するため、先端部がダイヤモンドチップ加工されているので針がずれず、ラチェットで固定もされます。
これが、ストリングをがっちり掴んでくれるのです。
「そんなもん、精密ペンチでええのんとちゃうの？」と思われるかもしれませんが、1.2mmの先端を確実に掴めるペンチはなかなか無いと思います。
もちろん、頻繁には使用しませんが、ナチュラルを張る際はかなり便利です。
ナチュラル、マルチは通りにくい場合もあり、何度も通す作業をすると時間もかかり、先端も使えなくなります。
一般的には必要ないのですが、作業効率を上げるお助け器具にはなります。
よし、オペ完了！（ガット張りやろ・・・）
よく頑張った！（誰がやねん・・・）
YUKAちゃん、ヘガールの洗浄、消毒、滅菌、よろしく。
いたしません！
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source : テニスショップ裏日記