2017年12月11日月曜日

体にやさしいストリング

ジュニアの親御さんにちょくちょく相談されるのが、

「トーナメント(強化)クラスに入ったのですが、
 手首や肘などのことが心配です。
 体にやさしいストリングはありますか?」


です。
商品的にはありますが、それでいいのか?という問題もあります。
ご心配ならば、テニスをさせないのが一番だと思います。
流石にそうお答えしますと、怒られると思いますので言いませんが。

コーチでもトレーナーでもないテニスショップのおやじが言うのもなんなのですが、
強くなることを目指すならば、練習量も多くなりますし、
より強い相手と強いボールを打つことも必要になります。
道具選びも、もちろん大切ですが、それ以前に考えなければならないこともあるように思います。
ジュニアを含め、一般プレーヤーの多くが、ウォーミングアップやクールダウンをやっていないことは問題だと感じています。
(ちゃんとされている方もいらっしゃいますが。)
いきなり打ち始めたり、プレー後にケアを全くしないなら、痛くならない方が不思議です。
スクールなどでは時間の制限などもあり、十分な時間をかけることは難しいと思いますが、各自できちんとやることが必ず必要です。
筋肉の温度を上げ、可動域を広げるには、5分ぐらいの準備体操ではできません。
ラケットで打つことだけが練習ではありません。
テニスのレベルが上がるのならば、ウォーミングアップ、クールダウン、トレーニングの内容を見直すことも必要だと思います。

それから、道具の問題ですが、ストリングの種類やテンションは、体にどうこうよりも、「自分のイメージするボール、良いボールが打てるのはどれか。どのテンションか。」が大切だと思います。
それに耐久性や価格の問題を考えていけばよろしいかと思います。

切れないからといって、ポリを2ヶ月もそのまま使っていると、そりゃ手首や肘に衝撃はきます。
ガチガチ、ヨレヨレのストリングでいくら頑張っても良いボールは飛びませんし、無理をするとこれまた負担がかかってきます。
少なくともプレー後は、きちんと目直しをして、ストリングの状態を確認する習慣も大事です。

IMG_1969

テニスはお金がかかりますね・・・

そんなため息もよくお聞きします
スミマセン・・・。それで食べさせてもらっていますので・・・
でも、このようなこともしています。

例えば、ジュニアが良く使用している ヨネックスのポリツアープロ。
(定価2,484円税込み)

当店の場合、1ヶ月に2回程度切れるとして、年間22回張り替えるとしますと

●単張りの場合 22回
2,235円(10%引き)+工賃1,080円(ジュニア料金)=3,315円
3,315円×22=72,930円

●ロール購入の場合 ラケットによりますが、21、22回張り上げ可能(240m)
19,764円(セール価格40%引き)
工賃864円(ジュニア・ロールキープ料金)×22=19,008円
計38,772円

差は34,158円出てきます。
頻度がさらに多くなってきますと、さらに差は大きくなってきますし、
マシンの購入なども検討される方もいらっしゃいます。

まだまだ書きたいこともありますが、話が散らかってきましたので、今日はこのぐらいで終了します。

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source : テニスショップ裏日記