
先日日本に帰国していた際に、発売されたばかりの内田暁/小林耕太「勝てる脳、負ける脳」を買いました。
かなり面白かったですねー。とにかくテニスを愛する方々にはオススメします。特にジュニアの親や、ジュニア本人は読むべきだと思います。
このブログで2年前に少し書いたんですが、巷でテニスの技術的な話はかなりよく聴くのに比べて、メンタルの話ってかなり大雑把で済まされてると思うんです。もっと細かくみていくことでテニス全体のパフォーマンスが上がるんじゃないかと。結局メンタルの状況が身体の動きに影響しますから。
結局そう思っていたもののそれから特に何か新しい考えに出会ったわけでもなく、時間が過ぎてました。
そこへ来てこの本!!「おお!これこれ!!」という感じでした。メンタル=結局脳ですからね。細かい状況によっての脳というよりは、様々な事象における脳と身体の関係、そしてその理論が書かれています。
この本との出会いに興奮しながら「うん、うん」なんて勢いよく読んでしまったので、もう一度整理して(線でも引きながら?)読み返したいです。ボク、通常は一度読んだ本はまず読み返さないんですけど、これはある意味ちょっとした教科書です。
そして、身体的向上がスローダウンしているボクら中年以上(?)な趣味テニスファンにも、身体を結局は司る脳という側面からの向上、そしてそれが理論的に可能だということが書かれているので、モチベーションアップにもなります(笑)。
普段出会う良い本なら、読み終わって誰かに勧めてあげちゃうんですが、これはまだあげられません。買いましょう(笑)。これからいろんな場面で引用する気がします。
この本はメンタル&脳と身体の大きな入り口を整理してくれた気がします。これを期にもっと細かいメソッドなんかも生まれてくるかもしれませんね。ってもうあります?あったら教えてください。(N)
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source : アメリカ・テニス日記 from ロサンゼルス・カリフォルニア