2018年5月23日水曜日

IMG弘岡竜治コーチが感じる:オムニが日本のジュニアをダメに

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ちょうど1ヶ月前にフロリダのオーランドに行く用事があったので、恒例になりつつあるIMG訪問弘岡竜治コーチに会ってきました。たまたま内田海智選手も翌日に遠征出発だったので夜に会うことができました。

タイミングよくIMGではアカデミー内選手権(正式名称忘れました。。)もやっていてその様子もみれたので楽しかったです。上の写真はちょうどお昼休み中でこのあと午後の試合が始まりました。前に観たことのあるジュニアも出ていて、身体が大きくなっていてビックリしたり(笑)。まだまだトーナメント半ばだったので、強い選手はそれなりの選手と余裕をもって戦っている、というような試合もあったりでした。

ちなみにIMGは、訪れるたびに本当に次から次へと新しい施設ができているイメージで、今回の写真は全てその新しい西側でのものです。

そんな見学をしたあと、夜、色々話を聴いていて印象に残ったのが、竜治コーチが最近の日本からのジュニアのプレーを観ていて感じる事。

オムニがダメ。

他のサーフェスに比べて球威が吸収されるため、ジュニアたちがオムニに合わせたプレーになってしまうのです。竜治コーチは、ため息交じりに「オムニが。。」と言ってました。

みなさんはよくご存知の違いかとは思いますが、環境は簡単に変えられないので難しい問題です。日本人ジュニアのどれほどが世界に出てプレーするのか、なんて考えてしまいますからね。オムニで始めてオムニで終わる人が殆どとなると、それに合わせないと逆に苦労の多いテニス人生を送らないといけないですからね。

ただ、少しでも海外でのプレーを考えているなら、日本でもハードやクレーでのプレイを多く取り入れて、オムニに合わせたプレーにならないように心がけておいたほうが良さそうです。

そして選手自身はもちろんですが、ジュニアの場合は親や指導者がその違いをよく理解しておかないといけません。


日本は技術の国ですからね。テニスコート運営側の視点だけでなく、選手の為にも、オムニではない、例えば超水ハケの良いハードコートみたいなものを開発してほしいです。今時のハードコートは、昔のようなツルツルした硬いゴム系ではなく、コンクリートに近くて目も荒いので可能な気がするんですけどね。

イマドキ、超水はけの良いコンクリートってこんな凄いんですよ。Tarmacというイギリスの会社の素材です。
Topmix Permeable (Youtube動画)
これならハードコートも、なんて思いません?(N)


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新しい東側の駐車場。駐車スペースが芝生の部分です(笑)。


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新しいビルに入るカフェでリアで。いくつかある店の中から、アジアン丼みたいなものを。好きなタンパク質とサイド(野菜など)を選んで、米か麺に乗せます。ボクが選んだのはステーキ(牛)とブロッコリー&野菜炒めみたいなのだった記憶です。$8ぐらい。甘辛ダレでアメリカンな舌のボクにはかなり良いランチになりました(笑)。午後だったので流石にガラガラです。

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source : アメリカ・テニス日記 from ロサンゼルス・カリフォルニア