フェデラーはペールにストレートで勝利して、3回戦へ進出です!7-5 6-4 6-4
まず率直な感想としては、フェデラーもペールもいろんなプレーがあって面白い試合でしたね。フェデラーはリターン位置やネットプレー、ペールはムーンボール、リターンダッシュやドロップなどお互いが色んな仕掛けをしてました。あとペールよく走りましたね^ ^
そんな中、フェデラーがこの試合よかったのはまずペールにドロップを決めさせず、反応良く取っていました。この反応は素晴らしく、ドロップの選択肢奪っていきました。
サーブはペールのリターンが想像以上に良かったですね。読みも良かった。フェデラーは少し打ちにくさはあったかもしれませんが、サーブ&ボレーで揺さぶり2ndサーブでも打ち分けてポイントとりました。ここらへんはさすがでしたね。
あとはペールがムーンボールでスピンの効いたボールを織り交ぜるのは作戦としてあったと思いますが、精度が低く薄く当たって浅く入ったり、熱く入りすぎてアウトしたり…これはこの遅く弾むサーフェスで有効だと思いますが、ミスしてくれて助かったところでした。
それと、ペールは大事な局面でのダブルフォルトがでました。1stset5-5 30-30からと2ndsetの2-2のブレイクポイントの場面…
ダブルフォルトは勝敗をわけますね。
しかし、フェデラーも2ndset 3-2とリードしてからのADでこの試合初のダブルフォルト。もっともよくない出方でしたが、このあとキープできたのが私はこの試合の一番のポイントだと思いました。
私としてはフェデラーは終始落ち着いていて良いプレーだったと思います。ペール相手ですからね、一筋縄ではいかないです。
欲を言えば、フォアでもっと踏み込んでライジングで打ち抜いてほしいという思いはありますが、この弾む遅いサーフェスでは難しいのかな?なんて思います。
ペールを見ていて思うのは、私は癖が強くて好きなんですよね。
意味のない股抜き、激情型のところ、超一級のバックハンド持っているところ、襟たてるところ、髪の毛の色がどんどん変わるところ、ドロップやり過ぎなところ、この試合では必死に走るところ、楽天オープンでシューズに穴が空いたのをガムテープ貼ってプレーしたところ…あげたらキリがない、めっちゃキャラ強し!!
でも、才能あるって見るたびに思うんですよね。トップ10にいてもいいぐらいの才能あると思います。まぁムラがあるので、そこなんでしょうけどね…でもこの性格は変えられないでしょう^ ^
「アップダウンが少しあったと思う。ペールはいつもトリッキーで、たくさんの戦略がある。決して同じポイントがない。時々、コートの深くに立ったり、前にきたりしてプレーする。お互い最後の方はウィナーよりエラーが多かったかな。そんなによくなかったようにおもう。プラス、コートカバーがとても良かった。時々、良くないプレーもあったけど、ハッピーだよ。そんなに悪くないパフォーマンスだったし、満足してるよ
"I think it was a bit sort of up and down," said Federer. "I think it's always tricky against Benoit, because there's a lot of tactics going on. Never quite the same point. Sometimes he plays very deep in the court, then he plays up in the court. That's maybe why you draw errors out of each other rather than winners at the end. The match maybe doesn't look at good. Plus he covers the court very well. Sometimes you have a tendency to overplay, as well. But overall I'm happy. I think it was not a bad performance by any means by me. I can be pleased, so it's all good."
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source : テニスのある日々