すっかり更新をサボってしまい、気がつけば１ヶ月近く経ってました。書き癖を戻すためにも雑談をいくつか。
全米オープン始まりましたね。本線は今週からですが、予選は先週から始まっていたので、もうどっぷり半分まできた、という感じです。
これを書いている今、実は少しだけ東京に居ます。いつもは時差があるとはいえアメリカ時間で観られる全米オープンが、東京だと時差で何時にやってるかイマイチ判らなくて変な感じです。最近携帯をすぐ観ちゃうんで、時差の計算がすぐにできなくなってます。。
ところで、全米オープンのようなアメリカの大会をみる度に思うんですが、日本の大会って、ビール売ってますか？！ビールじゃなくてもお酒を。なんとなく売ってないイメージです。
もし本当にそうだとして、なんで売ってないんでしょう？！スポーツ観戦ってビール飲みながら（あくまで一例ですけど）楽しくするものだと思うんですよね。野球なんて皆んなビール飲みながら観戦してるわけじゃないですか？おのののかが大量に売って（笑）。でも、いつからか日本のテニスって急に独自に神聖化されてるというか、ちゃんと観ないといけない雰囲気ができてる気がします。
アメリカの大会なんて皆んなビールは飲むわ、ワイン＆シャンパンは飲むわ、ハードリカーだって飲みまくりです。観客皆、ほろ酔い気分で選手を応援して楽しんでます。がっつりバーもあるし。神聖な大会とされるウィンブルドンだってみんなお酒飲んでます。ITFでさえも、テニスクラブで開かれるようなものは、テニスクラブにバーが有りますからね。そこで買って飲めます。
ボクらは流石に飲みながらプレーすることはないですし、オススメするわけでは無いですが、事実として、テニスクラブで飲みながら楽しんでプレーしてる人たちも沢山います。それで良いと思うんですよね。テニスは選手じゃないかぎり、楽しくするものですから。
お酒の売り上げは大きいですから、そこからの収益は色んなところでテニスを盛り上げることに繋がります。そんな収益チャンスを日本のテニス大会＆テニス界はみすみす逃してるんです。
テニススクールだってちょっとしたお酒の飲めるようなカフェバーみたいなのを併設してそこで飲み食いしてもらったらいいと思うんですけどね。自販じゃなくて。
自営しなくても、ツタヤ書店がスタバを店内に入れて大成功してるように、優秀な飲食店を誘致してもいいわけですから。そこで飲み食いしてもらいながらストリンギングを待っても良いわけですし。飲み食いしながらずっと横でショップを見てたらついウェアやラケットを買っちゃうかもしれないし（笑）ジュニアが頑張っている間、引率の親がゆっくりくつろぎながら飲食したって良いわけですし。お茶とケーキとか。
そしてそれに関連して、有明テニスの森はなんでいつまで経ってもテニスファンが夢と希望を抱きたくなるような完成予想イメージ図みたいなのが出てこないんでしょうか？工事始まってるわけですから、計画はすでにあるはずなんですけどね。探して見ても出てくるのはこのレベルの完成予想図です。
それに比べると、例えば、現在全米オープンが開かれているNYのナショナルテニスセンターは、改装されるかなり前から、こんな画像が沢山テニス＆スポーツメディアはもちろん、一般のメディアにも流れました。スタジアム内ですからね、これ。
訪れて楽しむ人の目線で、いかに素敵な観戦ができるかがイメージできるようにしてくれます。そうやって完成前からファンの想像をかきたて、楽しませてくれるんです。もちろんそれが早期チケット販売にも繋がるし。サイト内のキーワードにもなっていますが「体験」を想像させてくれるんです。
正直、上にリンクしたのはスイートホルダーが楽しむためのラウンジ（飲み食い全部込みです）なので、そう簡単に一般人が体験できる観戦ではないですが、でもなんだか楽しそうな感じがしませんか？（笑）
あくまでもこちらは改装されてからの写真ですが、やっぱり観戦が観戦だけじゃなく総合的に楽しそうで、そこまで現地観戦ファンじゃない人（奥さん？彼氏？）も誘いやすそうです。
有明はサイズが小さいのはしょうがないとしても、こんな風にテニス観戦が総合的に楽しそうな施設になってくれることを願うばかりです。
必要以上の期待をさせないためにも（？）、もっと訪れた人目線の完成予想図を早く発表して、オリンピックまで＋それ以降を盛り上げて欲しいと思います。（N）
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source : アメリカ・テニス日記 from ロサンゼルス・カリフォルニア