2018年8月5日日曜日

ポリエステルからの卒業?

Tecnifibre は世界で初めてマルチフィラメントを販売したメーカーです。
マルチフィラメント市場で、ヨーロッパ圏内シェア 39.1% 日本国内シェア 31.7%となっています。
(どちらも2017年度のデータです。)

テクニファイバーは、1980年からマルチフィラメントの製造を開始しましたが、元々はロープ(山岳用なども)を作っていたメーカーです。
糸に関しては100年以上の歴史があるそうです。

で、そのTecnifibre が、この秋に、マルチフィラメントのラインナップの充実をはかります。

Tecni2018AW_1

Tecni2018AW_2

テクニファイバー 「MULTIFEEL」「XR3 20TH ANNIVERSARY」発売
http://www.bs-sports.co.jp/press/2018/t0801_tecnifibre_string/t0801_tecnifibre_string.pdf


注目すべきは、「X-ONE BIPHASE」 「TGV」 「MULTIFEEL」 のSTRONGゲージの展開です。
1.34mm、1.35mmが発売になります。

ターゲットは、ポリエステルストリングユーザーです。
メリットは3つがあげられます。

1.耐久性・テンション維持性能があがるので、張替えの回数が抑えられる
  ⇒コストパフォーマンスUP

2.反発性能が高く、かつ持続するので、無理なスイングが不要となる。
  ⇒快適性が持続し、良いテニスにつながる

3.打感がマイルドで衝撃が少ない
  ⇒体への負担が少なく、疲労も軽減される。


もちろん、ポリエステルにはポリエステルの魅力、利点があります。
ただ、「切れないから。」「プロが使っているから。」という理由だけで選ぶのは危険だと思います。
そして、「マルチストリングは耐久性が低い。」というのも大きな誤解です。
ポリエステルより低いことは間違いありませんが、世間一般で思われているような低さではありません。
外側から削れていきますので、そう思われるのでしょうね。
耐久性はゲージ(太さ)によることが大きいです。
テクニファイバーのデータによりますと、マルチストリングの耐久性はこうなっています。
1.25㎜と1.30㎜の平均の耐久性は、+28%。
1.30㎜と1.35㎜の平均の耐久性は、+21%。
1.25㎜と1.35㎜の平均の耐久性は、+53%。


そして、マルチフィラメント1.35㎜と、BLACKCODE1.24の耐久性の差は無し(同等)というデータも出ています。
プレーヤーの好みや利点で選択されるのが良いと思いますが、ぜひ一度は、1.35㎜マルチを試していただきたいと思います。
「ホンマに?」と思わる方はぜひ!

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source : テニスショップ裏日記