慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科(KEIO SDM)が主催する「SPORTS X Conference 2018」というビジネスカンファレンスです。
会場は自宅からもほど近い慶應義塾大学の日吉キャンパス。
3回目となる今年から日本経済新聞社が共催となり、回を追うごとに開催規模も大きくなっているようです。
来場者も、プロスポーツから地域のアマチュアスポーツ、学校体育まで幅広いカテゴリーでスポーツに携わる方々が1,000名以上来場されます。
SPORTS X Conference 2018
https://events.nikkei.co.jp/4249/政府の成長戦略のなかでも重点分野の一つとして挙げられているスポーツ産業の育成。
このテーマに対して、さまざまな立場でスポーツに関わる各分野の専門家が集まって講演やパネルディスカッションを行い、スポーツを取り巻くさまざまな課題と、そこから見えてくるスポーツの本質的な価値について考える。
これはスポーツビジネスに携わる身として、聞いておかないわけにはいきません。
2日間で45のセッションが開催され、その内容はどれも興味深いものばかり。
今年はスポーツ庁の鈴木大地長官による講演もありました。
さまざまな分野の専門家が多彩な切り口でスポーツについて話をする場なので、自分にはなかった視点やまだ知らない知識に触れて、勉強になることばかり。
このイベントは入場無料ではないので決して安くはないチケット購入が必要ですが、それに見合うどころかお釣りがくるくらい大満足な内容でした。
スポーツをする人、見る人、支える人。
多くのセッションでスピーカーたちが異口同音に訴えていたのが、「スポーツ産業を育てる」という大きな目標を実現していくためには、一社や一人の力では到底実現ができないということです。
多彩なバックグラウンドを持った人間がスポーツに関わり、ともに連携しながら社会のなかにおけるスポーツの価値を高めていかなければなりません。
講演会場内は撮影禁止なので臨場感がお伝えできないのは残念ですが、スポーツビジネスに対して熱い志を持つ方がこれだけ集まる会場は熱気ムンムンでした。
カンファレンス終了後の懇親会では、スポーツ関係者ゆえなのか、どことなく一般的なビジネスミーティングとは違った体育会ノリを感じたのは私だけではないはずです。
いろいろな方とお話をさせていただきましたが、根底に「スポーツが大好き」という共通項を持った人同士。
お互い話せばすぐに意気投合です。
スポーツは誰のものでもないですし、そもそも独り占めできるものではありません。
多くの人が関わってこそのスポーツ。
それこそ競技、団体、専門分野の垣根を越えたチームワークが大切です。
改めてスポーツの魅力に触れ、産業としてのスポーツにも無限の可能性を感じることができた2日間。
スポーツをテーマに起業したことはやはり間違っていなかったと確信でき、またエンジンをかけ直す良い契機となりました。
どのセッションも聞いているだけでも非常に勉強になることばかりでしたが、せっかくなら私もいずれ登壇する側に立てるよう、日々チャレンジを積み重ねていきます!
株式会社プレイヤーズ
source : ソフトテニス・オンラインBlog