もうご存知の方も多いかと思いますが、2019年からデビスカップのフォーマットが大きく変わります!
今までは開催方式を簡単に書くと、2月、4月、9月(準決勝)、11月(決勝)に対戦するどちらかの国で試合を開催し、5セットマッチでシングルを初日に2試合、2日目にダブルス1試合、3日目にシングル2試合を行い勝敗を決するというものでした。
それが2019年はというと…
日程
- 2019/2月 日程未定 予選ラウンド
- 2019/11/18(月)~24(日)本戦(決勝ラウンド)
- 2019.2020の決勝ラウンドはマドリードで開催決定(最初の写真はマドリード)
試合方式
- ラウンドロビンは、3か国ずつの6グループに分け、グループ内で総当たり戦
- 試合は、シングルス2試合とダブルス1試合を3セットマッチ(2セット先取)で行う
- 決勝トーナメントに進出するのは、各グループの1位と、2位の中で成績が良かった2か国の計8か国
- 月~木はラウンドロビン、金曜は準々決勝、土曜に準決勝、そして日曜に決勝
- ラウンドロビンの成績下位2か国は、翌年はゾーングループに降格
- 準決勝に進めなかった国は、翌年2月の予選ラウンドに出場
- 準決勝に勝ち残ったら翌年の出場権獲得
内容を補足しますと、2月に対戦国のどちらかで開催し、11月の決勝ラウンドをかけた予選ラウンドを戦う。日本は中国と戦うことが決まっており、開催地は中国となってます。
この変革はプロテニス選手から様々な意見が飛びました。ヒューイットは強く反対してましたね。
フェデラーはウェスタン&サザンオープンで
「今までのデビスカップがなくなるのは悲しい。これからの世代の選手にとっては、二度と同じようにはならない。国際テニス連盟(ITF)が決断を下す際に選手を巻き込まないのは歴史的に明らか。今回の解決策にも、欠陥が間違いなくいくつかある。イノベーションには大賛成だし、ある程度は彼らにチャンスを与えないといけない。どうなるか見るのが楽しみだ」と語ってます。
ジョコビッチは「15年前から現在まで何も変わっていなかった。形式や日程を変更することの緊急性を、ITFの人たちが理解しているのは非常に良かった。特にトップ選手たちにとって適切でなかったし、それは過去10年間で明らかだったと思う。最近までデビスカップは唯一のチーム対抗戦だったが、継続的にデビスカップに出場しているトップ選手はほんの一握りだった」
私はというと、ほぼ賛成です!ジョコビッチと同じ考えです。デビスカップのやり方は古いし、5セットマッチは身体的にキツイとずっと思っていました。あとは各国に飛び回るのも、ツアーが行われた場所から近ければ良いですが、遠いとキツイです。それではトップ選手はでなくなります。ただでさえ、タイトなスケジュールですからね。
しかし、2月と11月のみの開催で賞金もかなり上がるようですし、トップ選手がこぞって出場すれば盛り上がるでしょう。
ただ、残念なのはデビスカップが最終戦となると、ツアーファイナルで選手が最後の力を振り絞れない。あとやっぱりファイナルと言う以上は最終戦であってほしい。ツアーファイナルは好きなので…
あと、決勝ラウンドの1週間は毎日がっちり試合になります。ラウンドロビンで2試合づつで月〜木曜まで戦って、そこからトーナメントでQF.SF.F…どの大会よりもキツイかも?3セットマッチはいいんですけどね、日程がハードすぎる。
選手層があれば良いのでしょうけど、スイスでフェデラー、バブリンカの2人ではやれないでしょうね…
それと、マドリードで決勝ラウンドを2年やると決まったのですが、是非色んな国のてま開催してほしいと思います。
スイスは2月の予選はスイスでやるので、フェデラーにも出てほしいですね。まぁどうなるか?全くわかりません。
日本は中国には負けないでしょうから、決勝ラウンドは楽しめそうです♪
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source : テニスのある日々