2018年10月1日月曜日

伊藤雄哉 & リュー理沙マリー ミックス優勝!@ ITAマスターズ

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9月はロサンゼルス在住日本人テニスファンにとってはテニス観戦が忙しい時期です。USオープンや日本に足を運ぶ人もいれば、フューチャーズや大学テニスも始まります。なのでお伝えすることは色々ありますが、まずはこちらから!


毎年9月の末にマリブ(ロサンゼルス)で開かれるカレッジテニスの個人戦Oracle ITA Masters。Division I のトップ選手、男女各32選手が招待され出場します。

正直ボクも、選考基準がイマイチよく判ってません。ITAランキングの上位選手で各大学何名まで、とかでしょうか。NCAAの基準に準じているということです。。

過去には松村良太郎選手が優勝したり、柴原瑛菜選手がシングルス準優勝&ミックス優勝をしたりでした。

今年はその大会に、アジア大会のダブルスで銅メダルを獲得した、テキサス大学の伊藤雄哉選手がナンバーワンシードで出場。

日本人女子は居ないんだなぁ、とドローを観て思っていたら!実は居ました!!タイトルに書いた通り、オクラホマ大学のリュー理沙マリー選手が!!全く判ってなかったんですが、伊藤雄哉選手のSNSでミックスのパートナーが日本人とあって、初めて知りました。でも、正直、名前だけだと判らないです。。。Lisa Marie Rioux ですから。。お父さんがカナダ人で、沖縄で生まれ育ってテニスをしてきた選手です。


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そして実はプレーは少し前に動画で観てました。土居美咲選手を追って今年の富士薬品セイムスウィメンズカップ決勝の動画を観たんですが、その決勝での相手がリュー理沙マリー選手でした。観た時には彼女がアメリカの大学で活躍している選手とは全く知りませんでした。

結局 ITAマスターズのシングルスは伊藤雄哉選手が3回戦、リュー理沙マリー選手が2回戦までで、平日だったので残念ながら観戦はできませんでした。ただ、男女出場選手でランダムに組むミックスダブルスで偶然2人が組むことになり、観戦できた決勝では安定した戦いぶりで優勝でした!
伊藤雄哉のサーブを始めとしたパワフルなプレー、そしてリュー理沙マリーの変化のある球が相手を翻弄しました。


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観てる側としてはもう少しだけ競ってくれてもよかったかな?(笑)もちろん、通常の大学テニスではミックスダブルスはありません。そして他大学の知らない選手と組むので、ちょっとしたエキシビジョン的な感じだと思います。8ゲームマッチですし。なので雄哉&理沙の組み合わせはもしかしたらミックスを面白くするように、少し大会側の配慮があったかもしれないですね。なんせ去年のミックスはブランドンホルト/柴原瑛菜でしたからね(笑)。


伊藤雄哉、リュー理沙マリー両選手とも生でプレーを観たのは初めてでした。ダブルスということもあってはやい試合展開で是非シングルスを観てみたいと思ったんですが、より印象的だったのはリュー理沙マリーのテニス。今のフィジカル&パワフルテニスの中、細く小柄な身体でプレースメントやスピード&球種の変化で、相手が自分のテニスをさせてもらえないようなプレー。かと思うと相手の球威を利用して速いカウンターショットがいきなり返ったり。違うと言えば違うんですが、現WTA28位のシェイ・スーウェイ選手のプレーを思い起こさせます。


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上でリンクした土居美咲との決勝動画は、調子を取り戻し良いプレーをしていた土居美咲のウィナーを中心に編集されていますが、その間は、リュー理沙マリーが見た目にはなかなか判らない微妙な変化をつけた球で土居美咲のミスを誘ってポイントを取ったんだろうな、と想像できる感じです。決勝までには現WTA177位の清水綾乃選手やオハイオ大学の福田詩織選手を倒して勝ち上がってますからね。


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現在大学テニスは男女別会場で ITA All American が開催されています。オクラホマ開催の男子で伊藤雄哉選手はメインドローからなのでこれから。ロサンゼルス開催の女子では、リュー理沙マリー選手が予予選からでちょうど3勝して予選へと駒を進めたところです。2人の活躍が楽しみです!(N)


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source : アメリカ・テニス日記 from ロサンゼルス・カリフォルニア