フェデラーはボスニアのジュムホールに1回戦と同様に1stsetを落としたものの、2ndsetから立ち直り3-1で勝利して、全米オープン100試合目を勝利で飾りました!3-6 6-2 6-3 6-4
1回戦のリプレイを見てるかのような、1stsetでしたね。。。エラー連発で、1stサーブが入らず2試合続けての"ホラーショー"でした。これだけフィーリングが来てない中で、攻め急ぎすぎに見えました。
しかし、2ndsetに入ると、フェデラーはリズムを取り戻します。
また、この試合の"一本"をあげるとすると、2ndsetの第1ゲーム30-40のブレイクポイントを握られた場面で、1stサーブをフェデラーがフォルトして、2ndサーブをセンターに打ち、ラリーからジュムホールがドロップを打ちますが、ここはフェデラーがうまく拾い、ラリーからジュムホールがフォアをエラーしてブレイクポイントを凌いだこと。。。
これが何より大きなポイントだったと思います。試合を見ながら、1stsetをとって勢いに乗るジュムホールに、いきなりブレイクを許したら試合もっていかれる…って思いました。力の入った一球でした^_^
その後、フェデラーはペースがあってきて噛み合ってきました。フォア、バックともに強烈なショットもでてくるようになり、安心して見てられるようになりました。
相手のジュムホールとフェデラーは2015年に2度グランドスラムで対戦していて、私はよく覚えてました。ジュムホールはボスニア出身で、ボスニアには冬にテニスができるハードコートが1面しかないとか?で、まともに練習もできない劣悪な環境下で幼少期育ちながら、ツアーで戦える選手になった。キャリアハイ23位。ツアー3勝。これってかなり奇跡的なことですよね。
ちなみに「フェデラーはアイドル。コートでもコート外でも素晴らしい。テニス史上最高の選手」とコメントしてます。2015でも言ってましたが…^_^
ジュムホールはバックハンドが良かったですね。よく走るし、気持ちも落ち着いている。
個人的に見ていて思うのですけど、アーサーアッシュは初めてプレーするのに1番やりにくいんじゃないかな?って…
いや、でも結構、普通に初めてでもプレーできてる選手も多いのですけどね…あの四方にそびえ立つ高い壁、多すぎる観客、圧迫感ありすぎって。。。ジュムホールは全然問題なかったですね。
現在ランキング99位ですが、もっと上がってきてほしいです。
フェデラー「2試合続けてこういう感じになると少しフラストレーションがたまる。特にプレーのレベルが低く、ミスが多くて、エネルギーが感じられないような時はね。でも状況は良くしかならないし、それは勝ち進んでいく上で素晴らしいこと
。開始直後からもっと良いプレーをしなくてはいけないのは明らか」
フェデラー「このコートの(ボールの)スピードには、少し残念に思っている。ボールのスピードは僕のサービスポイントを減らし、クレーコートのようにラリーをしなければいけないと感じる。でもこれがテニスだし、慣れるまで時間が必要なだけ」
source : テニスのある日々