場所は品川プリンスホテル。
普段自分ではなかなか行かないような、とってもシャレオツなレストランです。
もちろん、私はTPOをわきまえて正装(ヨネックスの白ポロシャツ)で臨みます。
最初はご近所川崎界隈のジュニア指導者、パパさんの集まりかなと思っていたのですが、参加予定者を聞けばソフトテニス界の大御所を含め、関東近隣からジュニア、中学校の指導者中心に大勢が参加。
40名を超えるその参加メンバーには、名前のよく知れた関東を代表する学校やクラブの指導者、関係者がズラリ。
全国優勝校の先生、クラブの監督から、全国区で活躍する選手の親御さん、コーチまで。
そのお一人お一人のご紹介は割愛しますが、よくもここまで集まったというほどの凄い面々です。
そうそうたる顔ぶれに恐縮しつつも乾杯!
この会の発起人は、神奈川の強豪ジュニアクラブ「南大師ジュニア」の原田監督。
もともと日頃から親交のある近隣ジュニアクラブの指導者同士でやっていた飲み会を、今回は拡大して声かけして実現したというこの大宴会。
題して
『第一回 大熱田会 夏だからやっちゃおう!』
いかにもノリで開催されたような素敵なネーミングですが、これだけのメンツが集まるというそのネットワークがさすがです!
名だたる名将、名指導者が集まる交流会のなかでも、ひときわ耳目を集めていたのは、高校女子ソフトテニス界きっての名門文大杉並を率いてきた野口英一先生。
文大杉並で指導する前は、東京の日野二中で全中優勝も果たしています。
今年からは実業団の名門、ナガセケンコーの監督に就任。
各カテゴリーで常にトップ選手を輩出してきた野口先生。
そんな野口先生の指導の極意にあやかろうと、参加者一同その話に聞き入ります。
「テニスを上手くさせてあげたければ、テニスだけやらせてても駄目。相手の考えを理解する力、他人を思いやる心、空間認知能力、そして何より人間力を磨いてあげること」
その金言の一つひとつに深みと重みがあります。
最後にサプライズ重大発表もあって参加者を驚かせる一幕もありましたが、これからもソフトテニス界全体を牽引するトップランナーとしてますますのご活躍が期待されます。
指導者同士、同じ悩みや課題を抱えることもあって話は尽きません。
私自身も最近では公立学校の外部コーチとして、また民間スクールでのレッスンコーチとして主に中学生の指導に携わらせていただいています。
やればやるほどに、ジュニアの指導者の方々、中学校の先生方の熱心な指導があってこそ、このソフトテニス競技の屋台骨が支えられているのだと感じて、頭が下がります。
また、強いチームの指導者ほど、「自分のところさえ強ければいい」という考えではなく、地区や県の底上げを考えて、本来であればライバルであるはずの同じ地域の指導者や生徒にも分け隔てなく教えている印象があります。
こうした横のつながり、ご縁を大事にして、ソフトテニス競技が一層盛り上がっていくよう、私も自分なりの貢献をしていければと思います。
話題の新作ラケットをはじめ、豪華景品のあたるビンゴゲームも。
くじ運のない私ですが、なるべく参加者全員に景品が行き渡るようにとの主催者さまのご配慮により、見事4等のラケットケースをいただきました!
ありがとうございます!
コート上で実際にプレーするのは選手自身ですが、誰の教えも受けずに勝手に上手くなる人は誰一人いません。
名選手の陰に名指導者あり。
欲張りな私は、自分自身もまだまだ選手としてやりたい気持ちが捨てきれませんが、同時に指導者の端くれとしても、もっともっと成長していきたいと思います。
今回はあまりの豪華メンバーに、お一人ずつとじっくりお話するにはあまりに時間が足りませんでしたが、これからもあちこちの試合会場でお会いすると思いますので、今後ともよろしくお願いいたします!
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source : ソフトテニス・オンライン