フェデラー「最後までできると思った。準々決勝の夜に検査を受けて大丈夫だった。それからは無理をせず、練習もしなかった。昨日は1日オフをとった。日々の生活で痛みはなかった。それは前向きなサインだった。最後まで試合はできると感じていた。タイムアウトは、けがを避けるためにやらなければならなかったことの1つ。試合に入ったら、きっと最後までできると感じていたし、それはいいサインだった。練習を再開するため、100パーセントになりたい。ドバイには準備万端で臨めることを願っている」
「今日は失うものはなかったので、ボールに大きく回転をかけて、ラリーを短くして、彼にガードされないようにして、出来る限り色々ミックスしてプレーした。序盤はリターンが良くてうまくいっていた。しかし、不幸にも、サーブキープできなかった。正直言って、何か見つけ出さなくてはいけなかったが、出来なかった。
ジョコビッチが素晴らしいプレーヤーであることは、誰もが知ってる。精神的にもタフな選手だ。今日は2ndサーブをやられすぎた。疑いはない。全体と通して、とても満足しているよ。ミルマンとサングレン戦は最高だったね。」
「今日は酷かったね。最初の入場と退場以外は忘れたいね。今日は3%ぐらいしか勝つチャンスがなかった。」
3%に対して
「戦わなければいけない。何が起こるか分からない。でも実際その場に立って無理だと分かると、とてもつらい。よりいいプレーができるのは分かっている。同時にもっと悪いプレーになってしまうことも分かっている。この大会前に公式戦への出場もないことを考えると、本当に本当にいい結果だと思う。こういうふうに勝ち目がないと感じながらするような試合はキャリアで何度かあった。そのときと同じだ。ゼロよりましということだ。ロンドンは最悪だった、みんなに、ファイナルズでまともに歩けないことを謝らないといけなかった。だから正直、それよりはこのほうが良いよ」
「これから何が待ち受けているかは分からない。特に自分の年齢では未確定だ。自信はある。手応えに満足していると心から言えるし、トレーニングのメニューもしっかり、きちんとこなせている。引退する予定はまったくない。そうした観点でこれから数年の成り行きを見守りつつ、家族との生活もどうするか決めていく。まずはそこからだ。もちろん、また戻れることを願っている」
ジョコビッチ「自分に集中するよう努めた。自分のことを最優先に考えるように言われていたけど、言うのは簡単だが実行するのは難しい。コートに立った時、彼(フェデラー)の動きやプレーがとても気になってしまった。いいバランスが取れず、うまくボールも打てていなかった。そんな時でもサービスがよかったのは救いだった。出だしは多少緊張してしまった。第1セットを取れたことが、おそらく鍵だった。あそこがターニングポイントだったはず。ロジャーとの対戦は簡単ではない。明らかに彼はどこかを痛めていた。最後までベストを尽くしてプレーしたことを尊敬する。それは尊敬に値する。彼がベストの状態でなかったのは残念だった(途中棄権がないこと)尊敬。それしか言えない。自分のテニス人生で棄権は何度かあった。コートでけがを負ってしまった時の気持ちは分かる。テニス人生を通して1試合も途中棄権をしたこたがないという事実は驚き」
ティームについて「彼は昨日、ラファ(ナダル)と壮絶な試合をした。確実に世界で最高の選手の1人。彼はここにいる価値がある。ハードコートでのプレーをかなり向上させている。クレーコートが彼の得意なサーフェス。でも去年のインディアンウェルズ決勝でロジャーを下しての優勝は、他のサーフェスでも大きな大会で勝てるという多大な自信を与えたのではないか」
ティームについて「彼は昨日、ラファ(ナダル)と壮絶な試合をした。確実に世界で最高の選手の1人。彼はここにいる価値がある。ハードコートでのプレーをかなり向上させている。クレーコートが彼の得意なサーフェス。でも去年のインディアンウェルズ決勝でロジャーを下しての優勝は、他のサーフェスでも大きな大会で勝てるという多大な自信を与えたのではないか」
ちょっとアップ遅くなりましたが、フェデラーとジョコビッチの記者会見の内容です。
フェデラーはストレート負け(6-7 4-6 3-6)だったわけですけど、フェデラーが自虐的に酷かったと言うほど悪くなかったって私は思います。3%以上勝ち目はあったと思います^ ^
体に不安がない時で、もっと酷いプレーの時だってありますしね。問題を感じたのはフォアサイドに走らされた時に切り返せなかったし、単純にフォアハンドのエラーが多かった。バックハンドなんかは良いプレーがあったし、1stsetはリターンがピッタリ合ってた。
やっぱりジョコビッチに1stset硬さがあり、2アップできるブレイクのチャンスやサービスキープできず1stset取れなかったのがあまりに痛かった。ここで7〜8割ぐらい勝敗ついていました。5セットマッチなんで、フェデラーが1stsetを取っていたとしても、厳しい戦いだったのは間違い無いですが、あまりに痛すぎる1stsetでした。
2ndset以降はジョコビッチに硬さが抜けて、好調のサーブが走りジョコビッチのペースに。
ジョコビッチはフェデラーのワイドサーブを大事なポイントでリターンからバックハンドに入れて、速攻でのポイントを防ぎ、ラリー戦に持っていったのは、効いてました。やはりジョコビッチは強かったです。
でも、フェデラーも言うように、接戦を制して準決勝まで勝ち上がったわかですから、全体としては悪くないです。すぐにアフリカでナダルとエキシビですが、体調万全にしてまた、良いプレーを見せてほしいですね。
そして決勝はジョコビッチvsティームとなりました!ティームはそろそろGSとって良い時だと思います。打って打って打ちまくって、ジョコビッチの鉄壁の守備を打ち破れるか?楽しみです♪
ティームが2日間休めると良かったのですが、まぁこれはさ仕方ないか^ ^
2019全仏決勝ではティームは4日連続だったんです。まぁそれを思えば良いかな?お腹を治して、万全の状態で戦ってほしいです!
source : テニスのある日々