2020年3月26日木曜日

成田市春季大会(2020)

おはようございます

まだ朝晩は冷えますが
日中はだいぶ暖かくなってきました

さて成田市では、市の独自判断によって
3月16日から小中学校が再開されました

そして、3月20日には
羽生田文部科学大臣が
小中高の休校を継続しないと話され、
3月24日には文部科学省から
小中高の教育活動再開が
通知されました

その文部科学省からは
学校再開に関するガイドラインと
臨時休業に関するガイドラインの
二つのガイドラインが発表されました。

前者の中では部活動について、
「密閉空間」「集団密着」「近接会話」の
3条件が重ならないように注意する事で
実施する事が認められましたので、
順次スタートしていくと思われます

ソフトテニスの部活動の場面ですと、
3条件が重なりそうなのは部室、
そしてマイクロバスでの移動時などが
考え浮かびますが、
工夫次第で上手くやれそうですね

お金のかかる事ですけど、
今の状況ですとバス業界は
厳しい事になっているようなので、
思い切って選手の長距離移動には
大型バスをチャーターしてみては
どうかと思います。

座席を一列おきに座るなど
選手同士の距離を取るには
車内のスペースが小さい
自家用車やマイクロバスより
大型バスの方が断然有利ですね

天気が良ければ窓全開で
シートベルトは装着して
ちっと出費がかかりますが
安全と健康を買うと思えば
一考に値すると思います。

後者のガイダンスの中では
生徒児童や教職員が
新型コロナウィルス感染した場合や、
日本のどこかで患者の爆発的急増、
いわゆるオーバーシュートが
生じた場合について
記載されています。

その中でも、
感染状況が確認されていない地域では、
3条件に注意しながら、
屋外スポーツなどのリスクの低い
活動から実施する事が記載され、
ソフトテニスは十分に
リスクが低いと思われます

というのも、学校の臨時休業中でも
屋外での程度な運動は推奨されていて、
その具体例として「ラリー」と
テニスのイラストが描かれていました

また、羽生田大臣が学校再開を
話されたのと前後して、
千葉県ソフトテニス連盟のHP
様々な注意を払ったうえで
県連事業(大会等)については
開催する方針が示されました

マッチ後の握手を禁止したり
会場に用意された消毒液で
こまめな手指の消毒、
プレー以外の選手のマスク着用や
選手同士が2m以上離れる事、
更衣室を使用禁止とする事などが
明示されています。

こういった、具体的な事を示した
指標やガイダンスが公表されると
これに習った方法をとり、
或いは追加したり工夫する事で
千葉県では県大会以下の大会は
かなり実施しやすくなりました

という事で、3月22日(日曜日)に
表題の大会が開催されたので、
お手伝い&観戦に行ってきました 

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開会式では選手間の距離を取りました。
会話をするのであれば、
もう少し広く取りたいところですが、
屋外の開会式なら十分だと思います。

いつもですと、一般男子で30ペア程度、
一般女子に至っては15ペア程度で、
しかも高校生が殆ど休校中なので、
参加者はかなり少ないと思ったのですが、
いつもより多いくらいの参加がありました

参加者募集について、
成田市の広報に掲載されたうえ、
前述のように成田市の中学校が
再開された事もあって、
個人参加の中学生が増えた事が
参加者の増加につながりました。

さて、一般女子ですが、
いつもは高校生が殆どで、
社会人は僅かですが、
今回は中学生が参加されたので、
高校生は参加1ペアでしたが、
全部で13ペアの参加がありました

3組の予選リーグをおこないましたが、
中学生の対戦はG1-1からのスタート。
それで、各組2位までが
決勝トーナメントに駒を進めますが、
決勝Tでは中学生でも7Gで実施。

そして、中学生ペアが躍進するなか
清水・竹内ペア(栄中)が中学生ペアとして
見事、決勝進出を決めました。

対するのは1番シードの大学生ペア
森田・八田羽ペア(栄クラブ)

森田選手と八田羽選手は、
成田高を卒業されて
現在は大学生。
もちろん、高校時代は
ソフトテニス部でした。

八田羽選手は栄(さかえ)中学校の
ご出身ですので、
清水・竹内ペア(栄中)の大先輩。

ちなみに、森田選手は
愚息どもの母校でもある
富里中学校のご出身です 

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森田・八田羽ペアですが、
大学ではソフトテニスは
やっていないものの、
身体もよく動いていて、
楽しそうでした 
優勝、おめでとうございます。

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清水・竹内ペアも
臆せずに対戦されていて、
G0-④でしたが、
ポイントは奪っていて、
長いラリーにも耐え、
良いところで前衛が得点され、
今後の活躍が期待されます

では、結果です。
<一般男子予選リーグ>
001

<一般男子 決勝T>
002

<一般女子>
003

<成年女子・シニア男子>
004

これから、シーズンインとなり、
中学校や高校の大会も
県大会クラスまでなら
何とか実施出来そうな感じです。

先日、新型コロナウィルスの
TV特番を観ましたが、
人が発声すると
それなりに微粒子が飛び、
エアロゾルという状態ですと、
かなり長い間、空中に漂っていて、
ウィルスってのは、電子顕微鏡でないと
見る事ができない小さく軽いので、
どうやら「密閉空間」での集団感染は、
そのエアロゾルが起因しているようです。

当然、屋外でも発声すれば
口から微粒子が放出されるので、
コート後方やフェンス越しに
選手が肩を寄せ合って並ぶのは
仕方ないにしても、
その状態で応援歌を歌ったり、
発声する応援は
避けるべきだと思います。

ちょっと、慣れないでしょうけど、
暫くは試合中のハイタッチも
打ち合わせもなくして、
応援についても発声無しの
超サイレントモードでやるのが
誰のためにも良さそうです

私のような野次馬はもちろん、
選手や応援の保護者の誰もが
自分は保菌者であると思って、
とにかく誰にも感染させないように
工夫して慎重に行動する事で、
屋外スポーツのソフトテニスは
より安全な競技となりそうです。

では、また~


source : ソフトテニス 勝手録