2020年4月23日木曜日

いまだ暗雲低迷

こんにちは 

去る4月7日に首相が7都府県に
緊急事態宣言を発し、
対象となった私の住む千葉県では、
鏑木の旦那 (森田県知事) が
不要不急の外出を自粛するようにと
県民に訴えかけました。

4月の新年度スタートを機に
休校していた小中高校が
予定通りに新学期を迎えると
思っていたところ、
この自粛要請によって、
県内では公立の小中高校が
休校を決定し、これに前後して
私立校も休校措置を講じました

今週火曜日(21日)で緊急事態宣言から
2週間が経ったものの、
県内の感染状況は良くならず、
毎日30人前後の感染確認者が増加し、
現在まで合計750名ほどを数えています 

以前は「3密」の重なる部分に注意すべし
といった事を謳われていましたが、
緊急事態宣言が発せられてからは
誰もが人との接触を普段より80%減じる事で
ようやく感染が収束に向かうとされ、
とにかく家に居てほしいと叫ばれています。

3密かぁ。。。
「親密」「濃密」「壇蜜
三つの輪が重なるところ・・・・
It's  wonderful 
ギャグも冴えないねぇ 

最近では、散歩やジョギングなどの
軽運動についても
「1人で」「時短」などが提言され、
TVでは「その外出、命より大事ですか?」
などという表現もされていました。

TVの報道などについては、
少し感情的かなぁと思う事もありましたが、
院内感染が次々に報じられるなか、
とある病院長が「スタッフの中には
車中泊で帰宅せずに対応している」と
涙ながらに話すのを見て、
医療の現場では様々な問題が
切迫しているのだなと
思わざるを得ませんでした。

本来、病に瀕した人々が
健康を取り戻す為の医療施設で、
思いも寄らない院内感染が発生し、
志を持って業務に就いている
医療スタッフの喪失感は
相当つらいものがあると思います。

そのうえ、医療スタッフも感染し、
マスクや防護服などの資材は枯渇し、
大坂では防護服の替わりに
雨合羽を使うという
冗談みたいな事を公表し、
住民は呼びかけに応じて
未使用の雨合羽を提供されていました。

私の親友が都内で歯医者を
開業していますが、
患者さんの事を考えると
簡単には休めないという事で、
感染の危険を顧みずに
治療にあたっています。

ソフトテニスの関係でも、
父の背中を追って
念願のX線技師として
今年デビューした彼は、
熱心に母校(中学校)の
ソフトテニス部の指導にも
力を注いでいますが、
今回のコロナ感染者については
肺炎の有無や程度について
X-P、C-Tの画像が
診断には必須ですので、
緊迫して多忙な毎日に
違いないと思います。

同じ中学校の選手のお母様は、
県内では最初に新型コロナの
感染患者を受け入れる事となった病院で
看護師をされています。

恐らく、県内中高生の
ソフトテニス選手の親御さんで、
医療関係に従事されている方は
決して少なくないと思いますが、
誰一人として感染してほしくないですねぇ。

私は一人で仕事をしている
自営業者ですが、
仕事の3割が人との面談、
3割が現場での計測や写真撮影、
4割がPCでの書類作成といったところで、
面談を電話に切り替えたりしていますが、
やはり全てテレワークとはいきません。

今週の日曜日(19日)、
その日なら庭で話す事が出来るというので、
いすみ地域まで出掛けてきましたが、
その帰り道、もし「つくね」が
やっていれば買って帰ろうと
白子に立ち寄ったところ、
残念ながらお店はお休み 

まぁね、こんな状況ですから、
日曜日でもテニス客はいないだろうと
思っていたのですが、
なんと道路際のコートでは
ソフトテニスをしている 

ええ~っ、と思ってメインコート
(サニーインむかいコート)を見ると、
こちらでもソフトテニスをしていました。

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黄色のボールカゴを2つ3つ持ちこんで、
小学生や中学生とおぼしき選手が
プレーしていました。

中学生の着ているトレーナーは、
千葉県中学選抜選手の着る
「ALL CHIBA」のロゴ入りですので、
ご本人が選抜選手なのかも知れませんが、
どなたかから頂いたのかも知れません。

私はあまり詳しくないので、
トレーナーを見ただけで
年代を判別する事は出来ません。

恐らく、ジュニアチームに
OBやOGの中学生選手が
参加されているといった印象です。

そのチームが2面でプレーされ、
その隣りでも小学生の選手が数名いて、
大人のコーチがコートに入って
選手達を熱心に指導されていました。

こちらの保護者の方は
他県のネーム入りシャツを
お召しになっていましたので、
県内のチームではななそうです。

ニューカネイコートでも
カアナパリコートでも
ソフトテニスをしているチーム?がいて、
駐車場をみると70%くらいが
他県ナンバーの車両でした。

メインコート(全16面)では、
7面が使用されていて
6面がソフトテニス。
他も同じような感じでしたねぇ。

関東で言うと、最初は4都県に発せられた
緊急事態宣言ですが、先週には全国に
範囲が拡げられましたので、
関東では公営コートなどは
軒並み休業されたと思います。

しかし、この白子地区のコートは
殆どがホテルや民宿の所有なので、
この状況でも営業中。

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これは、4月17日(金)に
白子町など7市町が共同で
発出された「要望書」といったもので、
この地域に集まってくるサーファーに
来訪を控えて欲しいというもので、
海沿いの駐車場を閉鎖すると
記載されています。

この文書の訴えている意義からすれば、
サーフィンは駄目でテニスはオーケー
という事ではなく、この地域としては
観光客などの来訪を望んでいない
という事なのは明らかですが、
白子町役場のHPを見る限り、
テニスについては特段の記載はありません。

ここからは、例の如くの私の妄想です 
メインコートでプレーしている
県内チームの指導者とおぼしき
若い男性に声を掛けてみたという設定の妄想です。

「あのぉ、外出自粛の要請が出ていると思いますが」

「でも、運動はいいんでしょ」

「自宅近くのジョギング程度のようですよ」

「ウチらにとっては、ジョギングみたいなものだから」

「しかし、コートでの試合形式は今はやめておいたほうが?」

「正規に予約を取って、きちんとお金を払って
プレーをしているのだから、問題ないっしょ」

「コート後方で待機されている子供さんは
肩を寄せ合っていて、良くないと思いますよ」

「おっさん一体なに。やめろってこと?」

「この方法では、やめた方がいいかも知れません」

「あっそ。そこまで言うなら
ウチらが払ったコート代と親御さん達の
ガソリン代を負担してくれたらやめますよ」


「そんな事はできませんよ」

「じゃぁ、そこら辺に見えている
全てのチームのプレーをやめさせて
最後にウチらに声かけてよ。
そしたら、やめてあげるから。
はい、行ってらっしゃい」

ソフトテニスの関係者って
とっぽい人が多いですからねぇ。(σ(^_^))
まぁ、良くてこんなもんでしょう。

中学生はともかく、小学生は
自分でここには来られませんから、
親御さんの手引きなんでしょうねぇ。

確認はしていませんけど、
白子地区のコートは
GW中も営業されていると思います。

なので、この日
プレーしていたチーム?は
もうGW中も予約されているかも知れません。

他にも白子でのプレーを
予約されているチームもいるかも知れません。

でも、出来れば
GWのプレーはやめてほしいなぁ。

神奈川県の黒岩知事は
「ゴールデンウィークは神奈川には、
湘南の海には来ないで下さい」
というストレートな呼びかけをしています。

多分、多分ですが、
小中学生でも学校が休校なのは
一体何の為なのか、
判っているような気がしますので、
コートでプレーするのは
もしかすると後ろめたい気持ちが
あるのではないかと思います。

あとは、指導する立場の方々が、
どう引っ張っていくのかで、
子供達が大切なものが何かを
心に刻みつける事が
出来るような気がします。

4月20日、千葉県高校総体が
中止と決まり、高体連の
ソフトテニス専門部のHPにも
6月の総体の中止が公表されました。

多くの高校3年生にとっては、
2月末から最も濃厚な4ヶ月を
プレー出来ずに終幕するという
悲しい状況となってしまいました。

私も皆さんのプレーが見たくて
見たくて、見たくて、
仕方ありませんが、
ひとまず我慢する事にします。

『見慣れない服を着た
  君がいま、出ていった』
(そして僕は途方に暮れる/大澤誉志幸)


では、また~



source : ソフトテニス 勝手録