2020年5月3日日曜日

技術的な不調などありえない ?

 歩いたり、自転車乗ったりする時に不調を感じますか?

感じませんね…。

これもテニスと同じ「運動」には違いありません。


 これは、単にどれだけ習慣化しているかという、脳のなかの記憶レベルの違いなのです。

ですから、テニスのテクニックも、日常動作と同じくらい、くりかえしくりかえし、習慣化すれば、技術的には不調

はないはずです。


 ゴルフの、故 杉原プロが、

「今出来ても、次できるかどうかはわからない。だから練習するのだ」

と、テレビでおっしゃっていました。


 試合では、習慣化していない技術は使えないということです。

いや、使ってはいけないのです。

日常動作と同じくらい練習したものでなければ、使えないのです。



そう考えると、試合に直接結びつく練習というのは、

そうです!

「基本の反復」ということになるのです。

だから、

「田上塾」のレッスンは、

レッスンというより練習が多くなってきたのです



そして、

テニスの難しいところは、

アクションをすればOKではなく、

ボールにあわせ、ボールをコントロールしなければならない点です。

ですから、

アクションが習慣化したら、あとはボールとのコーディネートをはかります。

これが、

「ボールへの一点集中であり、回転を観よう」

なのです。



また、そうすることにより、

自転車乗りのときには、

「膝をどう曲げようかとか、ブレーキはどう握ろうか」

ということはとうてい意識しないことと同じように、

無意識化された自然な上質な動きに近づくわけです。

あなたは、

自転車乗るときに、自分のアクションを、こうしようああしようと意識されますか?



さて、

いつもと同じ技術を使おうとしているのに、

ミスが多くでるといういわゆる「不調」というものはあります。

これは、思い込みです。

自分を過大評価しているのです!

 ハッキリ言わせていただきましょう!

レッスン中にみなさん、あんなにも簡単にあっさりと、たくさんミスしているんですよ!!

それでもって、ラケットのせいにしてみたり、フォームのせいにしてみたり…


 ちゃいまんがな!

単に

下手くそなんです


謙虚な気持ちを持って、次!打ちましょう!


「女子連テニス上達のカギ」アーカイブ
2008年9月13日

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source : 女子連テニス上達のカギ