お医者さんの本を読んでいたら、
もしかしたら、テニスにも通じるのではないかと思ったことが多々ありました。
そのうちの一つ、
『病気がなかなか治らないタイプ」の話です。
そのタイプの一つ「模範的な病人」で、
これは、ちゃんと病院に通う、ちゃんと薬も飲む人で、
‘ちゃんとキチッと‘しているからいいように思いますが、
その人は、病院に通う、薬を飲むことが目的になってしまっていて、
病気を治そうということ、元気になっている自分をイメージしてないので、治りにくいという話です。
ですから、
その人は事あるごとに「わたしは病人だから…」と言うそうなんです。
要するに病気になっているのが趣味ちゃうんかいな、と思えるような人です
最初は、「元気になる」ことが目的で、
そのためにその手段として、
病院に通う、薬を飲むことをしていたはずなのに、
いつのまにやら目的みたいになってしまったということのようです。
この話は、
テニスにもあてはまりそうで、
置き換えてみると、
「ボールをここへこんなふうに打つ(目的)」
「そのためにこのフォームで(手段)」
だったはずなのに、
いつのまにやら「このフォームを覚えることが目的」になってしまった。
こんなケースは多くあるのではないでしょうか?
「試合には勝てなくていいの。きれいなフォームで打てれば…。」
なんておっしゃる方はこのケースにあてはまりそうですね。
「女子連テニス上達のカギ」アーカイブ
2008年9月16日
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source : 女子連テニス上達のカギ