2020年6月23日火曜日

6月~っ (2020)

こんばんは。
大変ごぶさたしています

なんとなく書く気持ちが湧かず、
やく1ヶ月ぶりのブログアップ。

例年なら、今頃は高校の県総体が終わり、
インハイ出場佼や選手が決まり、
興奮冷めやらぬ時期なんですが、
こればかりは仕方ありませんねぇ

千葉県では、6月に入って
小中高校がリスタートして、
先週辺りから給食なども始まり、
部活動も少しずつ始まってきたようです

新型コロナの感染確認者が少ない地域ほど
早めにリスタートしていますが、
私が住む千葉県は東京都とも接していて
現在でも数日に数人程度の
感染確認が発表されていて、
他の地域よりは
スロースタートにならざるをえません。
まぁ、急がば回れですね。

6月初旬に、(公財)日本ソフトテニス連盟のHPに
大会再開に向けたガイドラインなどが
掲載されましたので、ご覧になった方も
多いかと思いますが、
この泡沫ブログにも掲載しておきます。

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これは、ソフトテニス連盟が取り決めた
ガイドラインですが、、
この中の「基本的な考え方」には
各都道府県の方針に従う事が前提と
記載されています。

各地域によって、
感染状況や環境が違うのですから
これは当然と言えば当然ですね。

ゴルフではR&Aが取り決めるルールが
公式ルールですが、危険を避ける為に
ゴルフコースが独自に取り決めた
ローカルルールは、公式ルールより
優先される場合が殆どです。

前々回の記事に記載したように
日本の殆どのスポーツ団体は
日本スポーツ協会(JAPO)に加盟していますが、
各都道府県にスポーツ協会があって、
千葉県でも県内の中高体連やスポーツ少年団は
県スポーツ協会に加盟していて、
ここの指示を仰ぐ体制になっています。

その千葉県スポーツ協会から
6月8日に県内スポーツ団体に向けて
以下の文書が交付されました。

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えーと、千葉県教育委員会から
部活動実施上の留意事項が発せられ、
これを考慮して千葉県スポーツ協会は、
児童・生徒が参加する大会等は
7月末日までは開催しない事を
取り決めています。

更に、同じく7月末日までは
児童・生徒が参加する
練習試合、対外試合、合同練習会等は
実施しない事とされています。

千葉県教育委員会のみの
取り決めであるなら、
もしかすると私立校には
それほど影響しないのかも知れませんが、
スポーツ協会の取り決めとなると
加盟団体は従うしかありません。

なので、千葉県では
7月末実までは、ジュニア団体、
中学校、高校の部活動では
大会どころか、練習試合もできません 

うーん、他の競技団体も含めて
全体の取り決めですからねぇ。
ソフトテニスだけ掟破りで
お構いなしにやってしまう
という訳にはいきません。

まぁ、スポーツはルールや
マナーを守る事を学ぶ場でもあり、
なんで千葉県だけと思わずに、
ぐっと我慢でチーム練習に励むしか
ありませんね。

逆に考えれば、
8月からは練習試合も
県内大会も実施されるようで、
高校では8月に3年生大会や
「きらめき大会」への
3年生の参加がアナウンスされていました。

中学3年生は、厳しいですねぇ。
7月には地区総体、県総体が予定されていて、
もしかしたらと思ったのですが、
7月末日までは練習試合すら出来ませんので、
なかなか気持ちが高まりませんねぇ。

実際、地元の中学3年生のお話しを
少し伺ったところ、
すでに熱意は薄らいでしまい、
もうすぐやってくる受験準備に
気持ちは移っているようです。

しかも、どうも高校では
ソフトテニスを続けるかどうか・・・・ 

蓋を開けてみなければわかりませんが、
もしかすると来年高校入学の選手は
いつもより減少するかも知れませんねぇ。

スポーツは尊いものですが、
こういう時期には
少し重みが失われるのは
仕方が無いのかも知れません。

オリンピックですら
コンパクトに合理化を図るような
考え方が出て来ていますし、
コロナ以前と同じような
活動の規模を維持するのは難しく、
見直さないといけないのかも知れません。

それと、(公財)ソフトテニス連盟が提示された
大会再開ガイドラインでは、
屋内大会については
記載されていませんでした。

先日、ネットニュースに出演されていた
大学教授が言っていましたが、
外国の論文で今回のコロナ感染は、
屋外7200人:屋内1人の比率で
圧倒的に屋内での感染だそうです。

確かに、テレビでは駅前や
商店街など人出が増加していると
報じていますが、
そこで感染が拡がったとは聞きませんねぇ。

7200:1という比率を
鵜呑みには出来ませんが、
感染の危険が大きいのはどちら?と
聞かれれば「屋内」と回答して
間違いではないような気がします。

ソフトテニスは「幸いにも」
屋外で出来ます。

東京体育館とか
豊田スカイホールのような
大きな体育館なら
感染の危険は高くないでしょうけど、
それでも屋外に勝るとまでは
言えないのではないかと思います。

屋外でも出来る競技を
屋内でやって、
万が一感染発生なんて事になったら、
目も当てられません 

それに、感染状況によっては、
屋内でのスポーツ大会開催は
難しかったり、色々な対策を
講じなくてならないかも知れません。

なので、来年3月の
高校選抜大会や全国私学高校大会、
中学校の都道府県選抜大会は
屋外会場での開催としても
良いのはないかと思いますねぇ。

そうすれば、予選大会の多くも
インドア開催ではなくなるでしょうし、
わざわざ感染の危険性が屋外より高まる
インドアコートを探して
練習に励む事もなくなるでしょう 

積雪でコートが使用出来ず、
やむをえず屋内で練習するといった
特別なケースを除くと
屋外コートの「利」は
小さくないと思います。

すぐには決められないとしても、
会場を確保しておいたらどうかと思いますねぇ。

もちろん、それまでに
新型コロナ禍が完全収束したり
ワクチンの接種が広まったりすれば、
従前通りに屋内開催でも良いと思います

10年後、「○○インドア大会」のパンフに
2020年から2023年は
屋外コート開催という但し書きを
懐かしいなぁと眺めても
恥ずかしいとまでは思わないでしょ。

まぁ、いつもながら、
ソフトテニス村の底辺を
這っているだけの私が、
身勝手に毒を吐いているだけです 

それしても、中学3年生。
それも中学スタートの選手達は、
ソフトテニスに出会って、
僅か1年10ヶ月くらいで
ほぼ強制的に競技を中断され、
例年なら一区切りの時期になって
ようやく再開と言われてもねぇ。

長すぎた冬は、人の心も
少し変えてしまったのかも知れません。
仕方のない事ですが、
自分の非力さが身に染みます

『楽しいことばかりだなんて言わないで
  そんなこと何のなぐさめにもならない。
 泣かせて、泣かせて・・・・・』
(泣かせて/小椋佳)

では、また~



source : ソフトテニス 勝手録