2020年8月29日土曜日

2020 W&Sオープン ジョコビッチがタフマッチを制する

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ジョコビッチが3時間のタフマッチでバウティスタアグートに勝利して、ファイナルへ進出となりました。4-6、6-4、7-6(7-0)

未だ、ジョコビッチは今シーズン負けなしの22連勝!この試合も展開的にはバウティスタアグートが勝つ流れだったと思う。しかし、ほんの少しの間がジョコビッチに味方するというか、何というか…それも含めて強い。

1stsetアグートはひたすらクロスに打っていき、バックハンドのクロス率は100%という、いかにもスペインテニスをします。対するジョコビッチはダウンザラインに仕掛けていきエラーがでてリズムが出ないといった感じでした。
ジョコビッチに勝つには、決めよう決めようとするより、フィニッシュをジョコビッチに打たせて、エラーをもらうか、反応してカウンターを決める。これなのかな?なんて思いながら見てました。
バウティスタアグートが素晴らしいのはクロスラリーでジョコビッチのエラーもらいながら、素早いフットワークと読みでジョコビッチのフィニッシュショットを返すんです。これがジョコビッチには効いてました。
ジョコビッチは攻められると、鉄壁のディフェンスでますます調子が上がってくるので、アグートの戦い方は鍵になりますね。

そして、2ndsetも互角の攻防だったのですけど、屋根が閉まって、明らかにアグートはリズムが悪くなった。屋根が閉まると、空間の感覚や音、スピードも速く感じたりしてズレてしまうんですよね。その隙にブレイクされてしまう。

問題の3rdsetなんですけど、ジョコビッチから5-2でアグートが苦しい状況だったのですけど、持ち前の粘りでジョコビッチに簡単なポイントを与えず、5-6で5ゲーム連取して、アグートのサービングフォマッチ‼️
これはいける…なんて思ったんですけど、30-30から、ジョコビッチの決められるのとエラーで6-6。
それでもタイブレーク!まだまだ…なんて思ったらまさかの7-0で、1ポイントも取れなかった。もうなんだか、ガックリの幕切れでした。
サービングフォマッチで、アグートはもう気持ちも切れてしまったかな?
しかし、屋根締まってから、本当に暑そうで二人とも苦しそうなでした。
二人とも疲労困憊で、ジョコビッチも本当にキツそうでした。



ジョコビッチ「奇妙な試合だった。どうやって勝てたのか分からない。相手のプレーの方が上回っていた。コートも体も全く気分良くなかった。でも、なんとか戦い抜いたよ。」


"[It was a] very strange match, I must say. I don't know how I won it, to be honest. He was the better player," Djokovic said on court after his triumph. "I just didn't feel good on the court at all, in any aspect of my game and of the body. But somehow, I managed to pull this one through."


アグート「勝利まであと少しだった。サービスゲームであと2ポイントだった。がっかりしてるけど、逆に言えばツアーレベルに復帰できたし、今週良いプレーもできた。No1に対して良い試合もできた」

"I was very close to winning. I served for the match and I was two points away [from winning]," Bautista Agut. "[I can be disappointed or] I can take the other way and think that I made a good comeback to the tour-level. I played really good matches this week, and I was serving for the match against the No. 1."


ラオニッチとジョコビッチの決勝となりました!ラオニッチ調子良いし、勝つんじゃないかな?なんて予想します。
ジョコビッチは首痛めてますし、久しぶりのツアーで、アグート戦の疲れもあるかな?なんて思います。ジョコビッチのリターンが鍵になりますね。


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source : テニスのある日々