2020年8月1日土曜日

あれ、やって

先週、シューズを購入されたお客様(古くからの常連様)が来られました。

さっき履いてプレーしたけど、やっぱり右が痛い。
古いシューズ持ってきたから、今日はそれでプレーするわ。
預けとくから、あれ、やって。


あれですか。
もう少し履いたら馴染むと思いますよ。
自然に馴染ませた方がいいですけどねぇ・・・
まぁ、やりますけど。
どの辺りが気になりますか?

あぁ、右の小指付近ですね。


で、こちらを出しました。
(滅多に使うこともないのですが。)

FullSizeRender

ネットでも買えるシューズストレッチャーです。
このようにシューズに入れて、ハンドルで長さや幅を伸ばすことができます。

FullSizeRender

こちらのシューズを伸ばしたわけではありません。
実際にはシューレースも外します。

FullSizeRender

今回は、右の小指部分ということで、その部分にパーツを付けて装着し、半日から一日置いておきます。

本当は良くないことなので、おすすめしているわけではありません。
テンションの高いストリングを緩めるためにラケットを足で踏んだりする荒業がありますよね。
あれと同じことで、製品を痛めてダメにするおそれがあります。
時間をかければ少しずつ馴染んでいきますし、インソールで補正するやり方もあります。
ただ、左右の足は皆さん違いますし、試履きの時は問題なくても実際に履いてみると気になる箇所が出てくる場合もあります。
それを心配して、ゆったりめを選ぶ方も多いですが、テニスシューズはぴったりめを選ぶのが正しいと私は思っています。
そうしないと、本来の足の機能とシューズの機能は正しく発揮できないからです。
なので、正しい履き方と正しいサイズ感をおすすめしていますが、「購入後、もし違和感があったら、おっしゃってくださいね。」とお伝えしています。

そうは言っても、ただのテニスショップのオヤジなので、できる範囲のことだけですよ。
なんでもかんでも伸ばせば良いというものでもありませんし、正確な位置を最小限にするようにしています。
まぁ、これをするよりも、カスタムインソールを作っていただく方が効果はあります。
シューズのこともお気軽にご相談ください。

★人気blogランキング参加中★読んだ後は一日一回応援のワンクリックをお願いします。


source : テニスショップ裏日記