2020年8月3日月曜日

下手では終わらない

JUGEMテーマ:スポーツ


バレーボール元全日本監督の柳本晶一さんの話で、

「カマスのはなし」というのがあります。

カマスというのは肉食の魚ですが、

「まず、海でとってきたカマスを水槽にいれる。

その水槽にはちょっと細工があって、真ん中に透明な敷居がある。

そして、魚がいるほうと反対側に餌を投げ込むと、活きがいいので、ガンガン敷居にぶつかる。

しかし、何度やっても餌はとれない。

すると、もう餌が怖いものになってしまう。

今度は、敷居をはずして餌を投げ込んでも、取りに行こうとしない。

この餌がオリンピックのメダルなんだと……。」

このたとえ話に出てくるカマスは、決して餌をとる能力がなくなったわけではありません。

新人の頃というのは、多かれ少なかれ、誰しも”がんばろう!”という気持ちで入ってくるわけです。

それが時間がたって、いつしかモチベーション(目標)が下がってしまう。

今まで指導してきて、

絶対に下手が下手で終わることはない!

と思っています。

人間なんとかなる!

どうにかしようと努力する!

けれど、

ひとつだけ……

食い付きがないタイプは難しい!

下手でもいいから、感動するとか小さな変化を感じられることが基本。

だから、当たり前のことが当たり前になったらいけないと思います。


毎日の中にだって、かならず小さな変化がある。

気持ちが”焦る”のは、横を見るからなんです。

周りと比べてみて、「自分はなにをやっているんだろう?」となる


比べるからそうなるわけで、

本当の問題は自分の気持ち、食いつくか食いつかないかなんです。

「負けても負けてもあきらめないで、立ち向かっていく人間ほど怖い人間はいない。

負けることを恐れない人間はとことん強い人間になれる。

負けられないと思っている人間や、負けることを恐れる人間は、かならずもろさが生まれる」(長谷川先生のことば)



「女子連テニス上達のカギ」アーカイブ
2011年2月15日


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source : 女子連テニス上達のカギ