2015年2月18日水曜日

ダブルポイントキャンペーンをものにしろ! アカプルコの展望

 

 昨年から屋外ハードコート大会に様変わりしたアカプルコ。

 昨年の圭はやむなく欠場してしまい、初代チャンピオン(ハード化後)の座をディミトロフに譲りました。アカプルコはATP500格だけに、1昨年のメンフィス優勝ポイント(500pt)をここで補完できなかったのは痛かった。そういう意味では、今年のアカプルコ(来週開催)は昨年のリベンジツアーであると考えることもできます。

 

 「メンフィスの展望」記事でも触れましたが、2月参戦の2ツアーの結果に当面の目標を設定するとすれば、それは「IW(3月)での#4シード以上の獲得」ということになるでしょう。以下に、IWのシードを決定する3/9付RKの基礎ポイント状況(2/17時点)を記しましたが、3位から6位までのポイント差は365ptしかなく、以前よりもさらに差が縮まってきていることが分かります。

 

3.Murray:5345pt 今週休み+来週Du+デ杯 ⇒ Max.5835pt(内デ杯+55pt)

4.Nadal:5245pt 今週Ri+来週Bu+デ杯? ⇒ Max.5995pt(内デ杯+0pt)

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5.Nishikori:5205pt 今週休み+来週Ac+デ杯 ⇒ Max.5615pt(内デ杯+0pt)

6.Raonic:4980pt 今週Ma+来週休み?+デ杯 ⇒ Max.5140pt(内デ杯+0pt)

 

 ちなみに、直下のRaonicについては今週のマルセイユで優勝しても5140pt止まりであるため、強行軍(3週連続参戦)でアカプルコにWC参戦でもしない限り、圭が抜かれることはありません。このため、目下のところでは、IWでの#5シード以上は確保していると言って良いと思います。

   

 次に、先週のメンフィス(実績)と今回のアカプルコ(想定)のシード陣を比較してみました。




















































シードNo.メンフィスアカプルコ
#1Nishikori 5位Nishikori 5位
#2※Anderson 15位○※Ferrer 9位○
#3※Isner 18位※Cilic 10位○
#4Dolgopolov 24位○※Dimitrov 11位○
#5Karlovic 25位×Dolgopolov 24位○
#6Johnson 37位○Karlovic 29位×
#7Becker 39位△Becker 40位△
#8Mannarino 41位Mannarino 41位

 実質的な違い※は、#2~#4シードで、メンフィスでのAndersonとIsnerがアカプルコではFerrer、Cilic、Dimitrovの3人に置き換わっているところのみと言って良いでしょう。

 RK構成的にはたしかに豪華になっていますが、この違いを「圭から見た怖さ」の尺度(私見)で考えた場合には、Ferrer+cilic≒Anderson+Isner。唯一Dimitrov(前回優勝者)のみが、メンフィス参戦者の枠組みを超えた怖さをもっていると考えます。ただ、この違いもATP250⇔ATP500の違いに比べたら小さく、結論として、アカプルコには「ダブルポイントキャンペーン」に近い魅力があると思っています。


 来週にはビッグ4の内の3人が参戦するドバイも開催されます。そのドバイも同じATP500格であることを考えれば、#1シードで参戦できるアカプルコがポイントを稼ぎ易い大会であることは間違いなく、逆に言えば、ここで優勝を逃す手はないということになると思います。

 

 それでは、現状(2/17時点)でのアカプルコのエントリー状況を見ていきましょう。



  • シード順位は2/16付RK基準

  • 各選手の勝敗成績は今季の公式戦結果

  • 過去の対戦は、○勝ち越し、△タイ、×負け越し、無印:過去対戦無し


シード群A(#1・#2)

Nishikori JPN 5位 10勝2敗 Br-SF・全豪QF・Me優勝

・Ferrer ESP 9位 8勝1敗 Do優勝・全豪4R・Ri参戦中

     

シード群B(#3・#4)

・Cilic CRO 10位 0勝0敗 全豪欠場 ○ 

・Dimitrov BUL 11位 6勝3敗 Br-SF・全豪4R

 

シード群C(#5~#8)

・Dolgopolov UKR 24位 2勝3敗 全豪1R・De-2R進出中

・Karlovic CRO 29位 6勝4敗 Do-SF・全豪2R・De-2R進出中 ×

・Becker GER 40位 2勝4敗 全豪3R △ 

・Mannarino FRA 41位 5勝4敗 Au準優勝・全豪2R・De参戦中

 

※シード予備軍

・Johnson USA 42位 7勝4敗 全豪3R・De参戦中

・Troicki SRB 43位 9勝2敗 Sy優勝・全豪3R・De参戦中

・Tomic AUS 46位 9勝4敗 全豪4R・De参戦中

 

◆要注意ノーシード選手(RK順)

・Troicki SRB 43位 9勝2敗 Sy優勝・全豪3R・De参戦中

・Tomic AUS 46位 9勝4敗 全豪4R・De参戦中



  

○WC内定選手







 

◇主なWithdraw選手





      

 メンフィスでは試練にも勝利した圭にとって、今大会「対抗」と言えるのは[#4]Dimitrovただ1人。その他の選手は大穴以下の見立てになると思います。ただ、その中でもKarlovicTroicki、それにDimitrovを加えた3人のドローは気になってしまうところですね。


 そのメインドローセレモニーは標準的な大会よりも遅く、日本時間2/23(月)早朝の5:30より開始される予定です。

 

 なお、圭の初戦(1R)については、現地の2/23(月)か2/24(火)には入るはずです。とは言っても日本時間では翌朝の7:00以降となりますので、全豪同様、生観戦するのにはハードルの高い大会になりそうです。




source : 錦織圭を鼻血が出るまで応援し続けるブログ