引き続き、バックボレーの解説です。
本日は「応用編 」になります。
昨日までの基本編を前提に書いていきますので、まだ読んでいない方は目を通しておいてください。
バックボレー基本編①→コチラ
バックボレー基本編②→コチラ
昨日の段階では、ドロップ気味になってもいいからスライス回転が掛かるように!
というところでした。
その状態からどうするか、というところです。
スライス回転が掛かって前に飛んでいかない、というのは単純に考えて当たりが薄い状態なので、それを厚く当てられるようになれば前に飛んでいきます。
では、厚く当てるためのポイントはどんなところか。
それは
手首の使い方
です。
インパクト時の形はこれでしたよね。
しかし、この手首、使い方が非常に危険です。
違った方向に手首を使ってしまうと上手くいかないだけでなく、痛める可能性もありますから気をつけてください。
上の写真では手首が分からないので形だけ接写しました。
まずは手首の変化を
テイクバック時
インパクト時
フィニッシュ時
テイクバック時とフィニッシュ時はほぼ同じ感じです。
小指を立てるような形 になっています。
インパクト時だけ少し形が違いますよね?
小指を立てる形から親指側を起こすような形 になっています。
この手首の形を作ることによってインパクト時にラケット面がボールに対してフラット気味の面 で当たるようになります。
つまり薄く当たり過ぎないようにしています。
インパクト時にこの手首を返すような(?)親指を返すような(?)動かし方、タイミング、をつかめればスライス回転が掛かりつつ厚く当てることができます。
難しい!といえば難しいかましれません。
実際、手首だけの返しでもなく、親指だけでもありません。
テイクバック時には、小指が立つような形になるので、力は小指側に入ってますし
インパクト時には親指側を立てるような感じになるので、親指側に力が移動しています。
ただ、タイミングさえ掴めてしまえば
あ、いい感じ!
というなります。
ちなみに、これはローボレーやハイボレーなど状況によって手首の使う割合が変わります 。
ハイボレーになればなるほど使う割合が多くなり
ローボレーになればなるほど使う割合が少なくなります。
まず、練習方法としてはテイクバックからインパクトで止めてフォローをつけずにパンチを効かせて打てるかどうか、やはり球出し練習がいいと思います。
それで、手首の使い方を覚えてきたらフォローを入れてみましょう。
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本日は、感覚的に難しいところなんですが
インパクト時に、いかに、厚く当てられるか
がポイントです。
そのために
インパクトに向けて親指を起こすような手首の使い方
が大事になります。
明日も応用編②として、基本編で書いた
インサイドアウト
アウトサイドイン
について触れてみようと思います。
また違った形で楽しめると思います。
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source : テニス進化論