2015年12月30日水曜日

スピンサーブからキックサーブへ。

ブログで何度か解説している

スピンサーブ

このスピンサーブからキックさせるにはどうするか、というところです。

単純にキックサーブの変化はバウンド後、利き手側に跳ねるという変化です。
スピンサーブの変化はバウンド後真上に跳ね上がる

という感じです。

今回は細かい打ち方ではなく、感覚的な話になります。

キックサーブとはその名の通り、キックするサーブなわけですが、私の感覚からするとボールをキックさせる、というより

ボールに地面を噛ませる

という感覚が強いです。


イメージしてください。

ボール自体が時計周りに回転していたとします。
そのボールが回転したまま地面に落ちたらボールはどうなるでしょう?

真上にバウンドしないで右側(利き手側)にバウンドしていきます。

この回転がもっと速く、高回転で回っていたとしたらバウンドの瞬間にボールが地面を噛む感じ...。

これが私の言う、地面を噛むという感覚です。

これをサーブに取り込みます。

そのためには、インパクト後が大事。

ここから
image.png

この部分
image.png

image.png

ブレていてわかりづらいですかね・・・。

インパクト後に巻き込むような感じで肘をたたみます。

もちろん、ここに至るまでにスピンサーブのベースを作り上げなくてはいけませんが。

インパクトの後にラケットが地面に当たってしまう、などはこの畳みができていない、遅い、ということになります。

ガットでボールを削るようなイメージでもいいと思います。

動画も載せておきましょう。

クイックキックサーブ


この部分が甘いと下から擦り上げているだけで、真上に跳ねるスピンサーブのままです。

この削り取って、ボールに地面を噛ませる感じがつかめればボールは必ずキックします。

そして、遅くてもいいんです。

右側にキックさせられれば相手は打ちにくいはずです。

スピンサーブができてきたら挑戦していきましょう!


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source : テニス進化論