2016年3月24日木曜日

男女の賞金額問題について

RM

インディアンウェルズのトーナメントディレクターであるムーア氏の発言が問題となって、辞任となりました。
発言の内容は以下の通りです。
「次の人生があって、またカムバックするのなら、そのときはWTAの選手になりたいものだ。なぜなら、彼女たちは男子の人気に便乗しているような存在だからね。自分たちでは何も決めない。彼女たちはラッキーだよ。とてもとてもラッキーだ。もし私が女子の選手だったら、毎晩跪いてロジャー・フェデラー(スイス)やラファエル・ナダル(スペイン)が生まれてきてくれたことを神に感謝するだろうね。彼らがこのスポーツに多くをもたらしてくれたんだから」

ジョコビッチも「統計を見れば、男子の試合の方が多くの観衆を集めている。我々が(女子よりも)多くの報酬を得る理由になると思う」と発言しました。

しかし、そのあと
「テニスにおける賞金をより公平に分配する必要があり、それは男女両方に当てはまること。われわれは自分が得るべきもののために戦う必要があり、性別間の争いや、格差についての問題にするつもりはなかった。誤解を与えてしまったなら、謝罪したい」となりました。

ジョコビッチが言ってたことはスポニチの記事に書かれています。
テレビやネットなどによる視聴者数は、男子が9億7300万人で、女子の3億9500万人を大きく上回っている(いずれも4大大会を除く。女子はプレミアカテゴリーと最終戦)。英BBCによれば、男子の放映権料は10年間で9億400万ポンド(約1453億円)が見込まれており、女子の3億6500万ポンド(約587億円)の3倍近い数字だ。
 それなのに4大大会では全米オープンが73年から、ウィンブルドンが最も遅い07年から男女同額となって賞金に格差はない。今回のBNPパリバ・オープンも男女同額で開催されている。市場での“評価額”は男子の方が圧倒的に高いのだから、その価値に見合った分配をというのがジョコビッチの意見である。また、4大大会に関しては男子が5セットマッチ、女子は3セットマッチという“労働量”の違いもある。


問題発言をしたムーア氏の言い方は悪かったと思いますが、内容には私は同意なんですよね。。。
私は昔から男女の金額が平等なのはおかしいと思っていました。まぁ度々議論になった話題ではありますが・・・実際のところ、これだけ市場価値に違いがあり、グランドスラムは男子5セット、女子3セットで同じ賞金額の方が不自然だと思うんですよね。。。
市場価値は当然として、グランドスラムの5セットはハードですよ。。。本当に。。。身を削ってプレーしてます。
グランドスラムの男子と女子の優勝者が3億近い賞金を得るわけですけど、女子の優勝者に3億はいかにも高すぎると思ってしまいます。
ほかのスポーツで男女の賞金額が平等なスポーツはないですよね。どこも市場価値と連動して、賞金がでます。アスリート世界長者番付(●2015 フォーブス誌 アスリート長者番付世界TOP100)に女子はテニス選手しか入ってないです。実際、女子テニスはすごく優遇されていると思います。
ただ、私も男女差別的な話をするつもりは全くないんですよ。女子の方が人気があれば、女子の賞金が多いのは当然だと思います。5セットじゃなくてて3セットで人気が高ければ、それはそれでいいと思います。
男子の場合は市場価値もあってプラスα5セットでやって同じ金額。テニス界って、ちょっと変ですよね。。。

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source : テニスのある日々